7月31日(水)午後7時から豊田地区公民館において、
「埋蔵文化財から見た豊田の歴史 ~原始から古代を中心に~」というテーマでの地域資源学習会が開催されました。
この事業は、とよだふる里振興会が平成25年度長井まちづくり基金助成事業の採択を受けて実施したもので、
講師は長井市教育委員会 文化生涯学習課 課長補佐の岩崎義信氏、19名の聴講者が貴重なお話を熱心にお聞きしました。
特に、河井山遺跡と北八ヶ森遺跡からは、約3万年前から1万2千年前の旧石器時代の
石器等が発掘されたことの説明を受け、豊田地区民の先祖の生活を思い描くとともに、悠久の歴史を感じさせられたところです。
また、河井山の尾根筋に6基の古墳が見つかり、土師器・鉄鏃・刃子等の埋葬品が出土していことから、
6世紀代に築かれた古墳との説明も受け、長井市で唯一の貴重な歴史資源を学ぶことができました。
このような豊田の古代からの貴重な歴史を学ぶことは、地区民はもとより地区外の観光客を案内するためにも有益なことです。
10月19日には、JR東日本と一体になって実施を予定している「駅長オススメの小さな旅」により県内外から
多くの観光客を迎える予定であることから、充実した豊田ふる里ガイドとしての説明にも大きく役立つ内容でありました。
今後とも、地域に存在する多様な観光資源を学び、次世代に語り繋げることが地区民の使命であることから、
さらに充実した学習会を企画していくことにしています。
とよだふる里振興会 知ろう 学ぼう 豊田の歴史!!地域資源学習会が開催されました。
2013.07.31:toyoda-f:[活動紹介 | 地域開発部]
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