「境界ADRセンターやまがた」理念・運営方針

  • 「境界ADRセンターやまがた」理念・運営方針
土地境界の紛争解決だけでなく、良好な隣人関係の構築をも目指します。
【理念】
境界の紛争解決にあたっては、土地の境界の専門家である土地家屋調査士と法律の専門家である弁護士が協働して、その専門性を発揮しつつ、当事者同士が自律的に解決できるよう側面から支援いたします。また、解決した場合は、その結果を地図や登記に反映させることによって国民の権利の明確化に寄与しようとするものであります。加えて、その人間関係や社会生活においても隣人としての良好な関係を築けるようサポートいたします。
【運営方針】
「境界ADRセンターやまがた」での手続は、当事者に対して専門家としての画一的な解決方法を押付けるのではなく、当事者同士の対話を促進させることで、当事者双方が納得し満足するような実情に合った柔軟な解決を目指します。
手続の中では、先ず、担当相談員、調停員が当事者の話をよく聴き、当事者同士の対話ができるような環境を整備することを通じて誤解等を解消させ、最終的には当事者同士がお互いを理解し合うこと、将来においても良好な隣人関係が築けるようになることを理想とした運営をしてまいります。
そして、お互いの対話によって出された結論は、スムーズに登記に反映することを通して、後日の紛争の再発を防止することを目指します。

式典資料より
2010.02.23:やまだ測量登記事務所:[コンテンツ]