11月に専攻科に入学して初めての病院実習が3週間ありました。
その中で、とても印象に残ったのは患者さんの治療な対するひたむきな姿です。
私が受け持ったのは慢性疾患の患者さんのため、治療をどれだけ施しても、完治することはありません。もし自分が罹患していたらと考えると、長期に渡る治療と薬の副作用のつらさで、とても立ち向かえそうにないな…。と感じてしまうほどでした。
そんな中でも患者さんは、「難しい病気だけど、やれるだけのことはやろうと思っている。」と前向きに治療に取り組んでおられ、決して諦めずに疾患に立ち向かうその姿に心を打たれました。そんな中私も何か一つでも手助けになれればと、患者さんと正面から向き合い、悩みや病気に対する思いを傾聴することを大切にかかわりました。
実習の最終日には「出会えてよかった。ありがとう。」の言葉とともに暖かい握手をしてくださり、微力ながら患者さんの支えになれていたのではないかと感じました。
専攻科の実習は始まったばかりで、あと13週間あります。患者さん一人ひとりとしっかり向き合い、看護師に向けて一歩ずつ歩んでいきたいです。