外壁塗装のローラー仕上げとは?
外壁塗装の仕上げには様々な種類があります。 今回はその中のモルタル外壁の仕上げのひとつ、「ローラー仕上げ」について、メリット・デメリットなどをご紹介します! 【ローラー仕上げとは】 毛やスポンジ状のローラーに塗料を含ませて塗っていく工法です。 安全性と作業性が高く、現在最も採用されています。 既に塗り替えが行われているモルタル外壁やテナントの壁面に使われる事が多い方法です。 羊毛ローラーや砂骨ローラーなど、様々な種類があります。 【ローラーの種類】 ●羊毛ローラー(ウールローラー・ウーローラー) 塗料を均一に塗りやすいローラーです。 現在は本物の羊毛が使用されていることは少なく、ポリエステルやアクリルなどの繊維で作られています。 ●砂骨ローラー(マスチックローラー・スポンジローラーなど他多数の名称あり) ローラー面に複数の穴が空いているため、塗料を一度にたくさん吸い上げることができます。どろどろとした粘度が高い塗料を塗る際や、一回の塗装で塗料を分厚く塗りたい場合は砂骨ローラーが使用されます。 外壁の柄や模様を活かす塗装には不向きです。 【メリット】 ●塗料の飛び散りが少ない=塗料の無駄を出しにくい ●厚く塗りやすい ●塗りムラが発生しにくい 【デメリット】 ●細かい部分や形状が複雑な部分には向かない ●技術が低いと厚さが均一にならない ●吹き付け塗装と比較すると作業時間がかかる 以上がローラー仕上げの概要やメリット・デメリットになります。 次回以降は他の仕上方法についてご紹介します!
2024.03.13