屋根塗装は
自分でできる?
自分でペンキ塗りを
するときの手順や
道具、注意点に
ついて解説!
~道具編~

自宅の屋根のサビや経年劣化が気になるものの、業者に依頼すると高くつくのでは…という思いから自分で屋根塗装に挑戦してみようかと考えたことがある人もいるのではないかと思います。
結論から言えば、しっかりと準備をして安全に注意して作業をすれば、プロでなくとも塗装をすることは可能です。
しかし、正しい手順や専門的な知識がなければ、逆に損害を招くことも。

 

例えば、屋根の状態を評価して修理が必要なら先におこなったり、適切な塗料と手順を選んだりと、専門的な知識・技術が必要な場面が多くあります。また、危険な高所作業も伴いますので、安易に行うのは危険です。

 

自身で塗装を行う際は、質の高い塗装を施すことは非常に困難であると認識したうえで、プロの業者に相談し、アドバイスを受けながら検討することが大切です。

 

そこで、今回は塗装のプロである弊社が屋根塗装に挑戦しようかと検討している方に向けて、手順や道具などを紹介していきます。第一回目は道具についてです!

 

※株式会社TOSyOKUではお客様自身による屋根塗装は安全の観点からお勧めはしておりません。
DIYでの塗装を記載はしておりますが、当記事に起因する事故等に関しましては、一切の責任を負いかねます。

 

 

●屋根塗装に必要な道具は?
屋根塗装を自力で行う場合には、以下の材料や道具が必要です。

 

・塗料: 屋根の素材によって適した塗料を選びます。アクリルやシリコン系の塗料が一般的です。

 

 

・ローラーや刷毛(ハケ):ローラーと刷毛は塗料を屋根に塗る際に使用する道具で、ホームセンターで購入可能です。

 

 

・下地処理用具: ブラシやハケ、スプレーなど。古い塗膜やカビを取り除くために研磨機やサンダーも必要です。

 

 

・修理材(コーキング剤など): 屋根に傷や穴がある場合に備えて、修理用のペーストや補修材が必要です。

 

 

・高圧洗浄機: 屋根表面の汚れやコケ、カビを除去するのに役立ちます。

 

 

・養生用具: 周囲の建物や植物を塗料から守るために、防水シートやマスキングテープが必要です。

 

 

・安全装備: 作業中の安全を確保するために、安全帯やヘルメット、手袋、ゴーグルなどの安全装備が必要です。

 

 

・脚立: 屋根に登るための適切な高さの脚立が必要です。

 

 

・測定器具: 塗る範囲や塗料の量を正確に計測するために、メジャーや水準器が必要です。

 

 

●塗料について もう少し詳しく解説!
屋根塗装に使用する塗料にはいくつかの種類があります。適切な塗料の選択は、屋根の素材や状態によって異なります。以下は一般的な屋根塗料の種類と入手方法についてです。

 

・アクリル塗料: 一般的な屋根用塗料で、耐候性があり、割れにくい特徴があります。水性塗料なので臭いが少なく、環境にもやさしいです。通常、DIY向けに市販されています。

 

・シリコン塗料: 耐候性が高く、水はけが良い特徴があります。耐久性が高いため、長寿命の屋根に適しています。プロ向けの製品もありますが、一部のDIY向け市販塗料もあります。

 

・ウレタン塗料: 耐久性があり、弾力性があるため、屋根の動きに対応できます。防水性が高いのが特徴で、屋根に長寿命をもたらします。

 

・エラストマー塗料: 弾力性があり、クラックなどの小さな傷にも対応します。特に変動が激しい気候に適しています。

 

これらの塗料は一般的にホームセンターや塗料店、オンラインショップなどで入手できます。購入の際には、屋根の素材や形状、気候条件に合わせて適切な塗料を選ぶことが重要です。また、製品の取り扱いについての指示や塗布の手順をよく理解し、慎重に作業することが成功の鍵です。必要に応じて、専門家や販売業者に相談することもおすすめです。

 


いかがでしたでしょうか?


これらの材料や道具を用意し、慎重な作業を心掛けることで、自分で屋根塗装を行うことができます。ただし、繰り返しとはなりますが、専門的な作業や高所作業が含まれるため、安全に留意し、不安な場合はプロの塗装業者に相談したり、施工をお任せすることをお勧めします。

 

次回の記事ではDIYで屋根塗装をする際の手順をご紹介します。

2023.11.24:tosyoku:[トピックス]