屋根塗装の色選びのポイント
屋根も外壁も、塗装を行う際は色選びに迷いますよね。 そこで今回は屋根塗装の色選びのポイントについてご紹介します。 ①近隣の建物との調和 周囲の建物や風景との調和も大切です。悪目立ちしてしまうということがないように、近隣の住宅や景観に合わせて、調和のとれた色を選びましょう。 ②耐久性とメンテナンス 色の選択は外観だけでなく、塗料の耐久性やメンテナンスのしやすさにも影響します。明るい色は太陽光を反射しやすく、劣化が進みにくい特性があります。 ③外観やサッシの色との調和 屋根塗装の色選びでは、家の他の部分との調和が大切です。 同系色の濃淡でまとめる(トーンを揃える)と一体感が生まれます。 また、屋根を薄い色で塗装すると屋根が目立たなくなり家全体が単調な配色となってぼやけてしまうので、屋根は壁面より濃い色にするのがおすすめです。 ④汚れや色あせにも考慮する 屋根は紫外線や雨などにより大変汚れやすい部分であり、鮮やかな色合いであるほど汚れが目立ちやすくなってしまいますので、その点も考慮することが必要です。 ⑤色の面積効果を考慮する 色の面積効果とは、同じ色でも面積によって見え方やイメージが変わる効果のことを指します。 屋根塗装や外壁塗装ではこの色の面積効果によって、小さな色見本でイメージしていた色と、実際に屋根塗装した色で仕上がりが異なって見えることがあります。 見え方の違いとしては、明るい色は面積が大きくなるとより明るく・鮮やかに見えます。 一方で暗い色は面積が大きくなるとより暗く感じます。 色見本から決める場合は、明るい色なら1~2トーン暗く、暗い色なら1~2トーン明るい色を選ぶようにすると、イメージに近い仕上がりになるかと思います。
2024.01.29