外壁塗装のリシン仕上げとは?
外壁塗装の仕上げには様々な種類があります。 今回はその中のモルタル外壁の仕上げのひとつ、「リシン仕上げ」について、メリット・デメリットなどをご紹介します! 【リシン仕上げとは】 表面が細かい砂の様にザラザラ・トゲトゲしている砂壁状の外壁。 塗料を吹き付ける時に一緒に砂粒を混ぜているため砂壁状になります。 吹き付け工法と掻き落とし工法の2種類があります。 ●吹き付け工法…リシン仕上げの主流。 スプレーガンという機械で噴射しながら吹き付けます。 ●掻き落とし工法…コテでリシンを塗りつけた後にブラシなどで掻き落とす工法。 吹き付け工法よりも工期や費用はかかってしまいますが、波上の模様や文字を書くこともできるので独特で味わいのある仕上がりにすることができます。 【メリット】 ●仕上げ方法の中でも価格が安く、作業性が良い。 特に吹き付け工法だと費用を抑えることができます。 ●透湿性と通気性に優れています。 ●ツヤがあまりなく落ち着いた風合いが特徴です。 【デメリット】 ●壁面にひび割れが生じやすい(耐久性に劣る) リシン仕上げは乾燥するとカチカチに固まります。 固いと地震などによってひび割れが発生する場合があります。 しかし、柔軟性がある「弾性リシン」を使用することにより緩和することが可能です。 ●表面に汚れが付きやすい 以上がリシン仕上げの概要やメリット・デメリットになります。 次回以降は他の仕上方法についてご紹介します!
2024.02.16