外壁塗装の仕上げには様々な種類があります。
今回はその中のモルタル外壁の仕上げのひとつ、「スタッコ仕上げ」について、メリット・デメリットなどをご紹介します!
【まずモルタルとは?】
セメントと砂を混ぜたものに水を加えて練り混ぜた材料。
現在の主流サイディングボードが出てくるまではモルタル壁の家が主流でした。
【スタッコ仕上げとは】
セメント・石灰・水などを塗料に混ぜた後に外壁に塗布していく仕上げ方法。
コテ塗りと吹き付けの二種類があります。
【メリット】
・立体感があり、重厚感・高級感のある外壁となる(表面の凸凹が激しい)
・塗膜が厚いので耐用年数が10年ほどと長め
・コテ仕上げの場合は職人の手によって模様が作られるのでデザイン性が高く、欠点であるヒビや剥がれも職人の腕次第で耐久性を上げることができる
・吹き付け仕上げの場合は機械で塗装を行うため工期が短い(1週間程度)
【デメリット】
・塗装面に凹凸が多くあるため汚れやすい
・ヒビ割れが起きやすい
・コテ仕上げの場合は作業に手間がかかり工期が長くなるため費用が高い
以上がスタッコ仕上げの概要やメリット・デメリットになります。
次回以降は他の仕上方法についてご紹介します!