ハタナカの流々ノート

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今年前期に大学で教材にした

サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」(新潮社)

には、7年間におよぶ孤独な努力によって「フェルマーの最終定理」を証明した

数学者ワイルズの名言が記されています。大好きなので引用します;


 「大事なのは、どれだけ考え抜けるかです。

 考えをはっきりさせようと紙に書く人もいますが、

 それは必ずしも必要ではありません。

 とくに、袋小路に入り込んでしまったり、

 未解決の問題にぶつかったりしたときには、

 定石になったような考え方は何の役にも立たないのです。

 新しいアイディアにたどりつくためには、

 長時間とてつもない集中力で問題に向かわなければならない。

 その問題以外のことを考えてはいけない。

 ただそれだけを考えるのです。

 それから集中を解く。

 すると、ふっとリラックスした瞬間が訪れます。

 そのとき潜在意識が働いて、新しい洞察が得られるのです」

               (文庫本p.323、単行本p.259)

とてつもない仕事をする人の言葉には、とんでもない迫力があります。

2011.08.05:tomohata:count(3,738):[メモ/コンテンツ]
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