ハタナカの流々ノート
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気合い!消費者が支配者か?
授業が終わって溜まった疲れがでて、更新をさぼってしまいました。
すみません。気合いを入れ直します!
さて、タイトルの「消費者が支配者か?」について。
消費者は、「ヨリよい商品やサービスを、ヨリ安く買う」
というのが常識になって、提供する企業側は壮絶な努力をして、
ヨリよい商品やサービスを、ヨリ安く提供しようとします。
ここで、大部分の消費者は、企業で働いていることを考えると、
不思議な感じになりませんか。
自分で頑張って稼いだ分のお金で、ヨリ高い給料をもらいながら、
買うときは、別の誰かが必死になってヨリ安く提供して
くれるのを期待してます。
要するに、安く手に入れるために、別の誰かをこき使っているワケです。
そして、その誰かも消費者として、また他の人達をこれまで以上に
働かせている循環が生まれています。
働くことは、人から必要とされるという意味で尊いものですが、
消費者の動向次第で、企業は儲かったり倒産したりします。
これを弱肉強食の原理と捉えて、市場には競争原理が働いている、
と言うこともできるでしょう。
しかし、これでは、企業人が消費者に振り回されているとしか
言いようがないのではないでしょうか?「消費者の勝手」です。
一方で、その消費者はどこかの企業で働いています。
つまり、「ヨリ安く」が巡り巡って、
自分で自分の首を絞めていると言えないでしょうか?
一定の収入のある消費者が、企業が成長できる適正価格で
買うことが常識になれば、企業人が過剰な働き方から解放されて
お互いがハッピーになれるのではないか?と思います。
同時に、株式会社と違って、消費者が経営者となるならば、
「全体としての社会の合理的協調的な努力」
(エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』)
がなされ、本当の地域づくりができるのではないかと強く思っています。
2011.08.24:
tomohata
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今後の活躍を期待します!
公益大の活躍はあまりメディアに取り上げられないように
感じますが、非常にもったいないことです。
公益大の学生さんと話をすると、みんな一生懸命に目標を
立てて過ごしているんだな〜。と感心させられます。
僕の頃と全く違います(^^;)
みんな、「社会をよくしたい!」と願って大学に
入ってくる訳ですから、当然かもしれません。
そんな中、前期授業がやっとのことで終了して、
採点、成績付けを終えてホッとしているところです。
みんな頑張って、むしろ僕を支えてくれました。
本当にありがとうm(__)m
機会があったら、お茶でも出しますから、みんな
僕んちへ遊びに来て下さい(^^)
あとは自力で、
「フェルマーの最終定理」
最後まで読んでねー!
感動をお約束しますよ!!
2011.08.14:
tomohata
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教えること
教えることは、学校だけでなく仕事でも大事なことですよね。
教える技術については、さまざまな本や講座がありますが、
結局のところ、
『産婆たれ!』
ということに尽きるんではないかと思います。
僕が中学のとき担任をしてもらった、とーっても素晴らしい先生と
この間18年ぶりにお話をさせてもらったときに、
「教える時は、その子の『自尊感情』を大切にしてあげることが一番大事」
と教えてもらいました。
一方的に教えるのでは、学ぶ側からしたら「つまらない」ですし、
教える側が満足するだけです。
でも、こちらから何も働きかけないのでは
その子の力を伸ばすことはできないわけです。
このギリギリのラインで、自分で出来る喜びを満たせるように
ヒントを教えてあげるのがいいということですよね。
学ぶ方が主で、教える側はそれを補佐する、
つまり『産婆たれ!』
を常に意識して接することを心がけなければ。。。
そして願わくば、『産婆』になれる環境があれば。。。
NHKの
すイエんサー
はそういう意味で、大好きな番組です(^^)
2011.08.11:
tomohata
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地域づくりの目標
まちづくりとか、まちおこしは全国的に行われていますが、
その目標は何なのか、イマイチ明確ではないと思います。
もちろん、『地域の活性化』とか、『魅力あるまちづくり』とか、
『疲弊した地域経済の再生』とか、
様々な表現はなされていますが、ズバッとは来ません。。。
それに、まちづくりは答えのない問題といわれます。
でも、答えのない問題って考えようがないと思いませんか?
積極的なイベントなどの活動があっても、
時間がたてばまた何か手を打たないといけなかったり。。。
この原因は、「問題自体が明確でない」ことに尽きると思います。
そう思ってここ二年ほど、人と議論させてもらったり勉強したり
して、何が求められているのかを自分なりに真剣に考えてきました。
その成果は、こうです!
と言いたいところです。ですが、それよりもインパクトの
ある答えを、つい先日、もらってしまいました。
僕を地域づくりのスタートラインに着かせて下さった方からです。
ご無沙汰していたのでたくさんお話をさせてもらっていたら、
「まちづくりとは『住み続けたいまち』をつくることなんだよ」と。
これなら、わかりました!やっと腑に落ちました!!
ありがとうございましたm(__)m
『住み続けたい』ほど、「まち」と関わるってことですよね。
住居の移動の自由や、経済活動の自由があるわけですが、
自分を育ててくれたまちに、どれだけ自分の責任を果たしているのか??
現役世代が都会に出たい気持ちは十分に解ります。
けれど、残されたまちはどうなってもいいとは
あまり考えられそうにありません。
仕事がない?それなら、仕事をつくればいい!ってのはダメですか?
都会に出たみなさん、みなさんの育ったまちを
『住み続けたいまち』にしませんか?
社会起業なら、その経験を地元で活かせますよー!
がんがん戻ってきてー(><)
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2011.08.09:
tomohata
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計算がうまくいかない。。。
なぜか今日、前から考えていた計算を実行してみた。
が、全然上手くいかない。。。(^^;)
根本的にアイデアが間違っていたようで、
これはどうにもしようがない。
こういう時、議論相手がいるといいのだけれど。。。
というか、そもそも、こんなことしてていいのか!?
だめですねー(><)
他にやるべきことが山のようにあるのに。
図書館から借りて来た本も積んだままになっているし。。。
現実逃避の一日でした。
でも、いつかは。
何か突破口を見つけられるときを期待して。
今日は花火ショーですね。
親父が明日に資格試験を控えているので、
家からの眺めで我慢です(^^)
飛島からはどう見えるのかな。。。
2011.08.06:
tomohata
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ワイルズの名言
今年前期に大学で教材にした
サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」(新潮社)
には、7年間におよぶ孤独な努力によって「フェルマーの最終定理」を証明した
数学者ワイルズの名言が記されています。大好きなので引用します;
「大事なのは、どれだけ考え抜けるかです。
考えをはっきりさせようと紙に書く人もいますが、
それは必ずしも必要ではありません。
とくに、袋小路に入り込んでしまったり、
未解決の問題にぶつかったりしたときには、
定石になったような考え方は何の役にも立たないのです。
新しいアイディアにたどりつくためには、
長時間とてつもない集中力で問題に向かわなければならない。
その問題以外のことを考えてはいけない。
ただそれだけを考えるのです。
それから集中を解く。
すると、ふっとリラックスした瞬間が訪れます。
そのとき潜在意識が働いて、新しい洞察が得られるのです」
(文庫本p.323、単行本p.259)
とてつもない仕事をする人の言葉には、とんでもない迫力があります。
2011.08.05:
tomohata
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地域づくりの仕事
31で酒田に戻って来て就職相談を受けているうちに、
「地域づくりで食っていきたい!」
と自分の中で目標が定まりました。
でも、そんな「仕事」は見つけられず、
いまは、自分で起こすしかないと腹をくくっています。
なんでそんなことを考えたかと言うと、
大学院で、研究で食っていくだけの力量がないことを
思い知らされて将来を悲観していたとき、
社会起業家という生き方に出会ったからです。
社会起業家というのは、
社会問題をビジネスの手法で解決している方々ですね。
では、「地域の活性化」は社会起業で出来ないものだろうか?と。
それで少し動いてみて、いい人達とのつながりが出来るようになったのですが、
やはり「最初は、自分でやれるだけやらないと始まらない!」
という当たり前のことに気付かされて今に至っています。
で、肝心の活動の内容ですか?
それについては、追々書かせてもらいます〜m(__)m
2011.08.04:
tomohata
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前期授業、ほぼ終了。
縁あって、去年から大学の非常勤講師をさせてもらってます。
科目は、数学の基礎。
と言うと、ほぼみなさんから敬遠されてしまいます。
数学の苦手意識には、強烈なものがあるようです。
なんでそんなに数学が嫌いになってしまうのかというと、
「数学のたのしみ方」を習う機会がなかったからでは
なのでは?
と思うようになりました。
そこで今年の授業では、感動の数学ノンフィクション
サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」(新潮社)
(ちなみに、訳者は山形県出身の青木薫さん。
たくさんいい本を訳されています!)
を教材にして、数学の世界を味わってもらいました。
本の題名は堅いのですが、予備知識がいらないにもかかわらず、
「数学ってこんなにゆたかな激動の歴史があるのか〜!」
と感動させられてしまう、とても貴重な一冊です。
というわけで、学生さんと対談するように授業を進めていったのですが、
学生さんの質問が鋭くて、逆にこちらがあたふたする日々(^^;)
そんな授業もおまけのテストを残すばかりとなりました。
緊張の連続で参ったりしながらも、
学生さんにはたくさんのことを教えて頂きました。
どうもありがとうm(__)m
そして、出来れば、自分が感じた数学の面白さを
周りの方々へ、特に将来の子どもたちへ伝えて行って欲しいと
願っています。
...もっと詳しく
2011.08.03:
tomohata
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飛島、また行きたい。
若くて元気のある方々に埋もれながらも、
初めて飛島を楽しませてもらってきました。
飛島には課題が山積しているので、手放しでは喜べませんが、
静かでゆっくりとした飛島はとてもとってもよかったです!
スタッフや参加者のみなさんと、飛島の方々に大感謝ですm(__)m
飛島、また行きたい!!
2011.08.02:
tomohata
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