とるねい堂

▼日々

地震から
半月。

今まで生きて来て、
命が大事とか、
楽しく生きるとか、

そういうことを言っていた
地震前の自分が
まるでチリのように感じるような
大惨事。

こんなにも
「命」や
「地球」や
「未来」について、
向き合ったことは
きっとなかった。

地震から毎日、
自分の気持ちをどの方向に持って行っていいのか
右往左往して、
せめて被災地の皆さんに寄り添おうと、
ニュースを見ているけれど、
まるで現実のように感じない。

放射能なんて、遠い国の偉い人の
難しい話だと思っていた。

でも、テレビの向こうの子供や大人が、
マオだったかもしれない。
お父さんだったかもしれない。
いや、今からだってまた地震が起きたら
どうなるかわかんない。
そう思うと、毎日涙を流して自分をなんとか保とうとしてました。

仕事をして、いつもの自分に戻ろうとしても
いろんな気持ちが邪魔して、
いつも通りすらできない。
だからって、被災地の為に何か出来ている訳でもないのに。

自分の非力さと、
精神力の弱さと、
いろいろ、いろいろ。

絵を書くことで、自分で気持ちを落ち着かせようとしても
自分から、描こうという気持ちになれない始末。

そんな時、
お世話になっている鎌田工務店さんから、
HPに載せる絵のご依頼を頂きました。

気持ちだけが空回りして、
うまく言葉も絵も表せなかったけど、
その時の私の精一杯でした。

でも、書かせてもらって、
自分はこういう事を書いて、
本当は自分が励まされたかったんだと気づきました。

今、地球が
わたしたちが「まんまる」に
ひとつになれるかの、試練なんだ。と

お金も大事、生活も大事。
だけど、命は一番大事。
地球とも、自然ともひとつにならなければ、
人間もうまくいかない。
とてもシンプルなことに、
今みんな気づきはじめている。

今は、募金や、物資を分けさせてもらったり
小さいことしかできないけれど、
今のこの気持ちを紙にでも書いておいて、
ずっと忘れないこと、
そして長く支援できるようにスタンバイしておくこと。
そんなふうに出来たらいいなと思いました。

4月に入り、
命名書の受付も始めさせて頂きたいと思います。
最低でも今年いっぱいは、
頂いた料金の半分は、義援金として
寄付させて頂きたいと思います。

お金も大事ですが、
なんとか、気持ちで励ますことのできるタイミングがあれば
参加させて頂ければなあと思います。

とりあえず、
これまでの毎日と、
今日のいちにちに
感謝出来るような余裕を持たなくてはな、
と思っています。



画像 ( )
2011.04.02:tolnedo
[2011.04.18]
こんにちわ! (とるねい堂)
[2011.04.12]
はじめまして。 (ayapan)

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