ユニット型地域密着型特別養護老人ホーム新築工事

▼神事について

昨日掲載した安全祈願祭の記事
見て下さった方より【地鎮の儀】ってなぁに??とのご質問を頂きました。

確かにちょっとわかりづらかったですね。。。

そこで!神事について実際の進行に沿って簡単にご説明しますね(^_-)-☆
(※地域によって様々です)

1.修祓の儀(しゅうばつのぎ)
  神様をお招きする前に、祭壇・参列者の方々をお祓いしてお清めする儀式。
  参列者の心身を祓い清めて、神様に近づく行事です。

2.降神の儀(こうじんのぎ)
  神籬(注:ひもろぎ)に神様をお迎えする儀式。

  注:神籬(ひもろぎ)とは・・・神事を執り行う際、臨時に神を
                 招請する為に室内や庭に立てた
                 榊(さかき)の事。
    しめ縄を張って神聖な所です。

3.献饌(けんせん)
  神様に神饌(しんせん)をお供えする儀式。

4.祝詞(のりと)奏上
  神前にお迎えした神様に祝詞を奏上します。
  最も厳粛です。

5.四方清祓(しほうきよはらい)の儀
  建物の隅である、北東(鬼門)・東南・南西・西北の順に
  祭壇に供えられた神酒、米、塩、切木綿をまいてお祓いをします。

6.地鎮の儀 

  @設計者による苅入(かりそめ−鎌入れ)をします。
   これには土地をきれいにする意味があります。

  A発注者様による穿初(うがちぞめ−鍬入れをします。
   これはきれいになった土地を開拓する意味があります。

  B施工者(弊社)による鋤入れをします。
   開拓された土地に建物を建てる意味があります。

     [画像]

    

7.玉串(たまぐし)奉奠(ほうてん)
  玉串を捧げ、神への崇敬の心を表します。


8.撤饌(てっせん)の儀
  神官が神前に進み、神様にお供えした神饌をお下げする儀式。

9.昇(しょう)神(じん)の儀
  神籬(ひもろぎ)にお招きしました神様に元の御座(みくら)に
  お帰り頂く儀式。

10.御神酒拝戴(ごしんしゅはいたい)
   神前にお供えした御神酒を頂戴して、関係者の和楽を尊ぶ儀式。


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古くから建物を建てる際、祭りと言うことが必ず行われてきました。
祭りは、元来、神にまつらい(帰服)、神の恩恵に感謝し、神々の
ご照覧のもとに常に正しく明るく睦まじく生きようと願う人々の
神々に対する崇敬を表したものです。


この儀式を通し改めて工事の無事進工・竣工と土地・建物の安全、堅固、弥栄を強く祈願しました。











画像 ( )
2010.11.11:tokurou

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