LaBell 鈴の宿 登府屋旅館

▼温泉ビューティ講演会 その5

温泉宿の楽しみ方

3.温泉を思う存分

さぁ、温泉の成分を分析したところで、いよいよ温泉に入りましょう。

今日は、お風呂に入るときのコツです。

@かけ湯は湯船のお湯で

海外に行ったら、現地の生水には注意を払いますよね。

なぜなら、その水には自分の体が慣れていないからです。

温泉も同じです。

自分の体は、現地の温泉に慣れていません。

そこで、まずは慣らすために「かけ湯」をしましょう。

温泉に慣らすためには、湯船のお湯を汲んで体にかけましょう。

基本、最低10杯。

多いと思うかもしれませんが、以下のようにするとすぐに10杯になりますよ。


かけ湯のポイントは心臓より遠くからかけることです。

よって、まずは@右足首、A左足首、B右ひざ、C左ひざ、D右腰、E左腰、F
おなか、G背中、H右肩、I左肩の順でお湯をかけます。

すると10杯になります。

覚え方としては、左右の関節を心臓から遠い順でかけていくといいです。


A段階的にゆっくり入る

かけ湯が終わり、体がお湯になれたところで、いよいよ入浴となります。

入浴時には、ドボンと入らず、ゆっくり段階的に入りましょう。

まずは、足湯の状態で、ひざ下。

次に、半身欲のように腰から下。

最後に、全身入れば、心臓への負担も和らぎます。


お風呂では、約500kgもの水圧が体にかかりますので、徐々に慣らして入浴
しましょう。


B温泉ビューティ体操でリラックス

(文章で書くとわかりにくいので、『温泉ビューティ』の本をご覧いただくのが
一番なのですが、一応書きます。)

お風呂の段差に腰掛けた状態がやりやすいでしょう。

1.足先ジャンケン

まず湯船につかったら、足の指を曲げ伸ばしします。

足首も曲げ伸ばし。

すると、ふくらはぎが動き、ポンプのように血行がよくなります。

できる方は、足の指でグーチョキパーをしてください。


2.腰ひねり・逆足伸ばし

腰をひねります。

右にひねったなら、左足を伸ばします。

左にひねったなら、右足を伸ばします。


3.バンザイ三唱

手を大きく上にバンザイします。

実は、肩甲骨の間の辺り、首の後ろに、人間にとってラジエーターとなる部位が
あります。

ここを刺激するように背中を反らせ、肩甲骨を動かします。

バンザイの手を下ろすときは、横を回し、肩甲骨を動かします。


以上が、温泉ビューティ体操ですが、文章は厳しいですね。^^;

百「文」は一見にしかずなので、本をご覧ください。


C段階的にゆっくり出る

湯船から出るときも、入るときとは逆の手順でゆっくりでましょう。

ザパッと急に立ち上がるのは、危険ですのでやめましょう。

(余談ですが、人間に過度な水圧がかかるスキューバダイビングにおいても浮上
するときには、ゆっくり時間をかけて段階的にあがります。)


D水分補給を忘れずに

入浴後はクールダウンのためにも水分補給を忘れずにしてください。

湯あたりなどのトラブル防止にもなります。
画像 ( )
2008.03.19:tofuya

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