FPのひとりごと

▼あの東芝が・・

東芝が危機に瀕している



前年度末では債務超過だったような気配だけれど



これってヘタすりゃ2部降格(〜上場廃止)だよね



腐ったリンゴ(ウェスチング・ハウス)をかじってしまったんだろうけど



もう少しやりよう(経営判断)があったような気がしてならない



原子力という果実が毒を含むということは ある意味 普遍的なことだし‥



木を見て森を見なかったといわれれば 反論の余地はあるまい



しかし あの東芝がねえ…



ちょっというか かなり感慨深いものがある



私が独身時代働いていた府中市には あの有名な東芝府中があった



私の職場は府中街道と武蔵野線に挟まれたチョー狭い空間に位置したが



武蔵野線の外側は それこそ地平の果てまで東芝府中だった



想像を絶するくらい広大な敷地で 町名も「東芝町」だった



それが何の違和感も圧迫感もなく佇んでらっしゃるわけで



私はただ感服仕ったのであった



大企業病? たぶんそうなんだろう



「潰れるわけがない」という確信(常識?)が判断を鈍らせたんだろう



「シャープに学ぶ」的な発想の芽が出ない固い岩盤だったんだろう



でも 無理もないと思う



東芝府中を見たことがある人なら 思いは同じだろう



60年も生きていれば 何があっても驚いてなどいられないのだが



それでも私はこうつぶやかざるをえない



「あの東芝が‥」 と
2017.02.16:tnw

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