FPのひとりごと

▼だっから言ったじゃないの!J

最初に
大阪地検特捜部の証拠品改竄から書き始めて
昨日は 資本主義の構造的矛盾に鋭く迫ってしまった!
それはそれでいいんだろうが・・(←無責任!! 御意)
今回も書きなぐっていっては また迷走してしまった
シリーズもvol11ともなれば 私の場合まちがいなく迷走する
こんなことを威張っている場合ではない  申し訳ない

大阪地検特捜部に話を戻すと
証拠品であるFDの日付を改竄してしまった主任検事
やってしまったことは言語道断で 弁解の余地は一切ない
自ら描いたストーリーを正当化するためだけに不正を行った
無理やり逮捕・起訴された村木さんの無念はいかばかりか

しかし あえて誤解を恐れずに言えば
私には 主任検事の“心の弱さ”も理解はできる
彼は広島大学法学部卒だ
検事の世界の学閥は よくわからないし 実力の世界なのであろう
彼は“特捜のエース”とまで呼ばれていたのだから実力もあろう
でも 周りを見れば 部下 同僚 上司は 東大 京大 だらけだ
これは経験したことのない人にはわからないが かなりのプレッシャーだ
プレッシャーなんて実体はないんだが 勝手にこちらが感じてしまうもの
私がいた保険会社も 石を投げれば東大・京大・早稲田・慶応に当たる
彼らには なんの他意もないんだけれど ひしひしと感じるプレッシャー
私はそれに打ち勝つために 営業成績で勝負した しゃかりきに
そうするとどこかで自分のやっていることが見えなくなることがある
そういうときに ふっと“悪魔の囁き”が聞こえたのであろう
“魔が差した”で済む話ではないのは十分承知しているが・・

組織の中にいると 見えなくなるものは確かにある

 
2010.10.14:tnw

HOME

copyright/tnw

powered by samidare