FPのひとりごと

▼だっから言ったじゃないの!B

被害者側は なかなか示談に応じてくれなかった
別に悪気があるわけではなかったと思うが・・
そんなとき 検事が当方サイドに立ってくれたような発言をした
これは私の思い過ごしではなく 後からの展開で事実であることがわかった

一回目の取調べで 検事は“前科”を聞いてきた
もちろん刑務所のご厄介になったことはないが
学生時代 大虎に変身し 交番で“休憩”させていただいたことや
この事故の数年前に起こした人身事故のことなどを“吐いた”
検事は この事故のことをきっちり調べていた

『君は事故で有罪になったと言ったが なにか処分が下ったのか?』

『いいえ まだこれからなんじゃないかと・・』

『なにもない 本件は信号無視の被害者の過失だ 君は正直で誠実だ』

このブログのコアなファンなら十分ご存知だと思うが
私は そんなに正直でも誠実な人間でもない 残念ながら
(こんなこと自分で言いたかないが 他人に言われるよりはいい)
でも 百戦錬磨のこの検事 なんだか勘違いしてくれたみたいだ
事故の件は(行政処分が遅れている?とかで)本気でそう思っていたが
いま考えれば かなりズレてる そんなに時間がかかるはずがない
でもこれが 話さなくていいことまで正直に話したということになり
検事に好印象を持ってもらったようだった
そこに輪をかけて 自転車を自腹で買って被害者に渡した
ますます 検事の心象を良くしたのは こりゃまちがいない

検事だって人間 勘違いもすれば 感情にも流される
ということが よ〜くわかったのであった
2010.09.29:tnw

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