FPのひとりごと

▼好きだったのに【長嶋茂雄】

32歳のとき
ガス屋さんを 辞めて
某大手損保に 転職しました
4月1ヶ月間は 集合研修で
麻布の研修所に 集められました

休みの日
友達と 東京ドームに
巨人戦を 観戦に出かけました
後楽園は 野球だけでなく
ボクシングや 遊園地や
子供にせがまれ ○×戦隊ショーまで
出掛けてたんで おなじみでしたが
ビッグエッグ 東京ドームは
そのときが 初めてでした

ちょっと早めに来て
ドーム内を ウロウロしてました
2階か3階の“回り廊下”を
歩いているとき
右前方から“光”が やってきました
そう“光”としか 言いようがありません

ミスタージャイアンツ=長嶋茂雄 でした

人間が ほんとに光っているのを
生まれて初めて 目にしました
ブルー系のスーツを着て
あの いつもの笑顔を振りまいて
何人かの取巻きを 引きつれ
颯爽と 歩いていらっしゃいました
あの人のいる空間だけが
この世のものとは 思えません
一人だけ 完全に異次元 でした

友達と私 しばし呆然!!
目の前の光景が 理解できないで
その まばゆい“光”が通り過ぎるのを
ただ 口を開けて 眺めてました

いやーーー
いろんなスターに 会いましたが
あんなオーラを通り越して
全身に光を纏った 光の塊のような
スーパースターは 初めてでした
彼は そのころ“浪人”の身でしたが
スーパースターには
『そんなの関係ねー!』

福沢諭吉さん あんた間違ってる!

天は人の上に人を作る・・

アレを見ちゃったら 誰もが納得します

            (つづく)


2007.11.18:tnw

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