FPのひとりごと

▼親方日の丸

年金受給がこれからの人は気を付けた方がいい


日本年金機構の策略にだ! ? …


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私は50才から障害者年金を受給してきた


これは年齢とは無関係で一生涯受給できる年金だ


ありがたい話ではあるが


これだけで暮らしていけるほど世の中甘くはない


65才からは厚生年金等の本格受給が始まるのだが


どういう組み合わせでいつから受給するのかを


米沢の年金事務所の担当者と打ち合わせを重ねてきた


障害者年金と厚生年金が完全に併給できれば問題はないが


それがかなわぬので なにがベストかを探ってきたわけだ


1年前に納得できる形で最終的に方針を固めることができた


後は受給前に年金請求書を提出するだけだった


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請求書が届いた


サインして提出するだけだと思っていた





同封されている案内には魅惑的な誘い文句が躍っていた


「受給開始を繰り下げると年金は増額できます」


「70才では42%UP」


「ひと月遅らせると0.7%ずつ増額」


「受給開始時期を自由に選択、増額は生涯続きます」


って いまもらっちゃ大損コクような書き方


ま確かにいま貰わんでも生活は何とかなるし


そんなに増えるんなら 繰り下げちゃおうか…


などと思いつつ請求書の提出に年金事務所に向かった


「こんなのが入っていて 繰り下げってどういう…」


担当者はこっちの言葉をさえぎって(一笑に付して)


請求の手続きをチャカチャカ進めにきた


あららら おんなじ組織なのに真逆の対応 どうなってんの


(繰り下げに応じたら現場の努力が報われないもんなあ)


結局私の場合は繰り下げると「加給年金」がもらえなくなり


繰り下げにメリットはなかったのだが まあ人騒がせだ


客観的資料として繰り下げたらこうなるというデータを示して


判断は各々に任せます ってーのならわかるが


どうみても繰り下げの方にに誘導している


年金財政の苦しさを図らずも露呈している


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それが1カ月前


もう受給も始まるものだと思っていた


1週間ほど前に機構から封書が届いた


中にはこないだ提出した「年金請求書」が同封されていた


案内には これを提出しなければ繰り下げになると書いてある


は? また? こないだ出したじゃん!


もーなんだよー と怒りながらもシカトもできない


しょうがないから機構に電話してみた


「もう請求手続きはすましたはずなんですが…」


「確認できました」


「って?」


「手違いで送られたんでしょう」


「 ??? 」


おいおい手違いなわけないだろうが


(1回目のにはなかった案内文が入ってるし…)


おまえら組織的に繰り下げに誘導してるんだろうって


じゃなきゃあんなにあっさり「手違い」とは言えないよ


(言ったら言ったで民間なら平謝り案件だ)


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社会保険庁から日本年金機構に名前が変わっても


お上ぶら下がりの無責任体質に変わりはない


親方日の丸恐るべし



2022.03.08:tnw

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