FPのひとりごと

▼陶酔と悪夢と

プーチンはいま自分に陶酔しているはずだ


自分が世界の中心にいて 自分が世界を動かしていると


自分は復活せんとするロシア帝国の強きリーダーだと


鏡に映る己が姿にうっとりしながら


数十年後の歴史の教科書にロシア帝国再興の父となる自分を想像する…


uuuuu エクスタシー





どうもへんだ


筋書きでは 元コメディアンの大統領は


ロシアの本気の攻勢に恐れをなしてそそくさと亡命し


士気が下がったウクライナ軍は早晩投降⇒全面降伏となり


やっぱロシアに従うしか選択肢はないか と国民に思わせ


ロシアの傀儡政権を樹立


勇躍敵地に降り立つ隣国の大統領は万雷の拍手で迎えられる


はずだった


そうなりゃ経済制裁もへのかっぱ


中国との(極悪)同盟で経済危機も乗り切れるだろう


のはずだった…


あれ?


ちょまてよ


敵の大統領は首都に残って徹底抗戦を呼びかけているし


国民もそれに呼応して一致団結しているし


祖国死守に燃える敵軍の士気は高く


義のない戦争に駆り出された自軍の士気はダダ下がり


国内の反戦・厭戦ムードもそこここに散見されるようになり


見渡せば味方は政権の中枢と一部の支持者のみ


って こんなはずじゃ…


裸の王様となりつつあるプーチン


彼の夢枕にはチャウセスクやホーネッカーが浮かんできているはずだ


あの無残な最期を遂げた兄弟分のお仲間たちだ


独裁者の尊大の裏側には臆病・小心・猜疑心が隠されている


それを大衆に見せずに英雄を演じていくために


持ち前の攻撃性に無理筋承知で拍車をかけることがよくある


となると戦闘がますます苛烈になる可能性が否定できない


困ったもんだ


落としどころが見えないだけにこれからの展開も読めない


停戦・終戦が近くないことだけは確かだ


プーチンを正気に戻すことができるのはロシア国民だけだ


ロシア国民がロシア全土で反戦で蜂起するしかない


それしか無益な戦争を止める手立てはない


ロシア国民よ いまこそ蜂起せよ! 世界のために ロシアのために
2022.03.01:tnw

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