FPのひとりごと
▼周回遅れの「ほしいもの」
最近の若者は(←もうこの言い方がThe昭和)物欲がない
ないわけじゃあないんだろうけど 薄〜いような気がする
昭和おやぢが若かった頃は『車 嫁 家』ときたもんだが
(嫁さんは物ではありません 当たり前ですが m(__)m)
そのどれもが若い人には人気薄になってる気がする
オイラは還暦過ぎても昭和BEST3はまだ羨望の的だ
家?あるじゃん! あるけどハワイに別荘がほしい
いやいや可能性はゼロに近いけど いいじゃん夢くらい
嫁?いるじゃん! いやそうだけど…
(大人の事情があり これ以上は突っ込まんように)
車! あまり欲しがらないんだってねえ 若い人
なんでなんだろう?
いやーー まだまだ欲しいっすよ イイ車
我が家の銀行預金の残高が二桁違っていたら
マイバッハとかGクラスとかを大人買いしたいものだ
しかし
欲しいものはこれだけではない
っつーか欲しいものだらけだ 今でも
やっぱ物のない時代に育ったからなんだろうか
勿論個別の経済事情もあるが 昔は周りも押しなべて貧乏だった
真空管式のラジオが欲しい!
真空管 ラジオ … ノスタルジーの世界やん
なんで?
5球スーパーが最新式(=羨望の的)だったころ
手に入らなかったからだ
いや正確に言うと小5のとき 自作した
なんかその手の愛好会みたいなのに入っていて
そこで斡旋指導してくれて 自分で組み立てて配線して完成させた
短波も受信できるなかなかの逸品であった
それをなぜか親父にやってしまった
持っていけないという単純な事情もあったが
その世界に薫陶を授けてくれた親父への感謝でもあった
がしかし 物を異常に大事にする親父が
それをどっかにやってしまった(←いわゆる老害のせい)
それ以来 欲しいのだ なんとしても そんなものが
トランシーバー 大型ステレオ イーハトーブ(バイク)
潜望鏡(こらっ!そっちじゃないって) 天体望遠鏡
BCL受信機 Uコン ラジコンヘリ …
どうみても 今の世に不要な物ばっかりだ
でも欲しいのだ
欲望が満たされずに 心が乾いているのだ いまだに
乾いた心に水をやらにゃあならんのだ
ええ年こいて 物欲が収まらないのもどうかとは思うけど
この年になってもまだ目標があるということでもある
物は考えようだ
2020.08.10:tnw
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