FPのひとりごと

▼嗚呼 叱られたい

もう齢六十三である



孫もいるし 年金ももらっている



四十で不惑なら 六十代はなんになるのだろう?



自分の理想で言うなら泰然自若だろうか



人生がすべて見渡せて 何事にも動じず自然体で生きている みたいな



そうねえ そういわれればそこいら辺に近づいてる…



などということは微塵もない



いまだに惑いっぱなしだし 動揺しっぱなしだ



人生の終点は見え始めてるのに 人生の仕舞方が見えていない



いやー 実に情けない



年取れば処世術は身につくが それが人生の達観にはつながらない



浅薄な人生の積み重ねを恨むしかない






ソフトバンクのスマホのCM(リバイバル?)がおもしろい



頑固ジジイ(お父さん犬)が美女に篭絡され



ガラケーからスマホに宗旨替えするという件



家族(嫁・娘・孫)には無類の頑固ジジイぶりを発揮しておきながら



若いきれいな女の子に迫られると 簡単に豹変し



家族(女子3名)に同時に叱られるというストーリー



「あなた!」「お父さん!」「おじいちゃん!」



あの同時に叱られる様が実に快感なのである



家族が不実を正すのが快感なのではない



あの怒られ方が快感 そう ああいう風に叱られるのが快感なの



あのお父さん犬は私そのものだ



頑固ジジイであり スケベであり ご都合主義者だ



そこをバシッと叱ってもらいたいのだ



まっすぐに毅然と叱ってもらいたいのだ



もうこの年になると叱ってくれる人もいない



だからこそ叱ってほしくなる 女性限定で



男からはヤダ 『オマエに言われたくない』となる



叱られたい女性bPは 吉永小百合さんだ



あの柔らかな佇まいでしっかり目を見て叱られたら



ひたすら謝罪した後 『ありがとうございました』と言うだろう



あなたなんてこと言うの それは変態だ なんて



ま 否定はしませんが…
2020.06.27:tnw

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