FPのひとりごと
▼ハイポジB
初恋は高校時代だった
思いが募っていたのは中学からだから
どこが初恋のスタートなのかは定かでない(どうでもいいけど)
ブラバンでフルート(ピッコロ?)を吹く姿に心を奪われた
ブラバンが式典とかでステージで演奏していると
最前列にいた彼女だけをじっと見つめていた
どんどん好きになり それはもう憧れの対象でもあった
受験勉強中にノートに名前を書き連ねた
横にずらずらと書き連ね 何十行も書き連ねた
無意味? そりゃあ無意味なんだけど
突き上げてくる感情のはけ口がなかったからしょうがない
思いが募って 募って 募って ラブレターを書いた
実際に会って 思いを伝えた
が
思いが実ることはなかった
そんなもんだ
ここがオイラの青春の原点だ(=それをトラウマともいう)
彼女の思いやりもあって 嫌な思い出にはなっていない
いやむしろかけがえのない青春の一ページだ
でも 結果的に 永遠に女子高生と付き合う機会を失ってしまった
卒業式の日に 違う女子に告白し 春休みの間だけ付き合った
それって 女子高生と付き合ったって言えるんだろうか?
微妙だがNOだろう
わが青春は生煮えのまま過ぎていくのだった
2020.04.26:tnw
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