FPのひとりごと
▼すずちゃんの旬
是枝監督の作品
えらそうに語れるほど観ているわけじゃない
ちゃんと観たのは2本しかないし…
テイストは そんなに嫌いじゃないんだけど
いっつもおんなじようなキャスティングがちょっと辛い
リリー・フランキーも樹木希林も嫌いじゃないけど
曲者の役者がかぶっちゃうと ちょっとくどい
父子”ものは大好物なのと 結構鳴り物入りだったので
『そして父になる』には期待していたのだが
結局なんのこっちゃかわからずじまいだった
(オレの頭が悪いのだろう)
『海街diary』は長澤まさみちゃんのエロさに連られて観てしまった
まあ それはそれで堪能させていただいたのだが
観終わって 結局 この映画は 広瀬すずの映画だと思い知らされた
なんだかんだで 4〜5回は観てしまったのだが
彼女の魅力のなせる業だろう
少年っぽさの残る凛とした少女
稲垣足穂が言うところの『A感覚』少女だ
(ここんとこを説明していると日が暮れるので… 省略)
アイドル族のひねこびた計算された清純さとは全く異質の
宇宙感覚(by稲垣)がこしらえた気高きイノセンス
スクリーン上の彼女には それがあった 確かに
彼女が二十歳になったらしい
テレビなんかで彼女を見ていると 確かに大人になっている
でもなんかちがうんだなあ (あくまで外野の意見ですが…)
そりゃあちがって当たり前なんだけど
15歳の影をそのまま引き摺りながら大人になったみたいな
思春期の尻尾が残ったままの大人みたいな…
才能のある彼女のことだから これからも女優として活躍するだろう
でも 方向性が見えないんだなあ
本人にも見えてる気がしないし
ちょっと尋常じゃない輝きを放ってしまった後遺症かもしれない
ちょっと充電でもすりゃあいいんじゃないかなあ
窪塚洋介や柳楽優弥みたいになってほしくないし…
すずちゃんが中年のおばさんになったら
ものすごい女優になっているような気がしてしょうがない
2019.01.18:tnw
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