FPのひとりごと

▼危うい民主主義

トランプ政権に黄色信号が灯っている



選挙期間中〜就任までで 当方が憂慮したとおりだ



まともに議会を通過した公約や政策はほとんどない



政権の重要ポストに穴が開いていることを含め 政権が機能していない



FBI長官の解任って・・ 事ここに至れば 完全な赤信号だ



ロシアゲートっていうより 独裁の入り口って言った方が正確かもしれない



ポジション的には 習近平やプーチンの独裁度とかなり近いし



米国が戦争して亡き者にしたイラクのサダム・フセインといい勝負だ



しかし どうなっちゃんだろう アメリカって国は・・



裏でいろんな悪さをしてきたことは ちょっと脇においといて



世界の民主主義を引っ張ってきたという実績と矜持があった アメリカには



それは確かなことで 専横ではあっても愚直なドクトリンだった



ときにウザさを感じても それがアメリカのアイデンティティーだった



それがなければ アメリカって国は一体どういう国になっていくんだろう?



少なくとも 有権者の約半分がトランプを支持したという事実がある



トランプ的な非伝統的な非アメリカ的な考え方に共鳴したということだ



この事実が重い めっちゃ重い



『背に腹は代えられない』ということなんのだろうが‥



情けないことこのうえない



アメリカに武士道などあろうはずもないが



ここは『武士は食わねど高楊枝』だろう ゼッタイ



60年生きてきて アメリカにジェラシーを感じないのは初めてだ



首筋に冷たい風が吹き始めている
2017.05.17:tnw

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