FPのひとりごと

▼受験生愚行伝・・A

海の見える地方都市のシティーホテル



でもって 天下分け目の受験の前日・・



純朴なド田舎の受験生がテンパるのは火を見るより明らかです



食事はホテル内のレストランでだったんですが



正に“食事が喉を通らない”状態を絵に描いたようでした



でも Tクンはといえば



みんな学校の言いつけ通り学生服で来てるのに 一人だけ私服でした



元々の“厚顔”はあるにせよ 合格する気が全くない受験生



ほとんど観光気分ですから テンパる理由がありません



チェックインをすますと 早速 繁華街のパチンコ屋に出かけました



(一応 18歳になってましたんで 法的な問題はクリアしてます)



いつもの地元のパチンコ屋よりデカくてビックリはしましたが



実力を遺憾なく発揮し 受験生ギャンブラー 2箱をせしめたのでした



(今のドル箱じゃなくて ティッシュの箱くらいのやつですけど・・)



それをチェリーに換えたら 1カートン+αになりました



夜もとっぷり暮れたころに 勇躍 ホテルに帰還しました



手土産は チェリーとラガーとホタテの貝柱でした(おやじかよっ!)



この辺まで話が進むと Tクンって不良? ってなことになるんでしょうが



いやいやいや 品行方正な学生では勿論ないけれど



かといって 特に不良学生というほどのものでもない



まあ ほぼ当時のスタンダード(より若干悪目?)ぐらいのもんでした



さて・・



同級生の緊張が壁を突き抜けて刺さってくるような冬の夜



Tクン ラガーをかっくらって 大いびきで爆睡の図  でありました
2014.02.26:tnw

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