FPのひとりごと
▼男が勝てない皮下脂肪
寒いねー このごろ ぐっと
長く厳しい“西高東低”ワールドは すぐそこだし
また今年も“忍従の生活”が待っている やだやだ
私には ほとんど皮下脂肪というものがない
“事故前” 体脂肪率はずーっと一桁をキープしていた
MAX(MIN?)は 4.8%だった
この数値 我ながら人間業とは思えない
このころは 普通に食って ガンガン トレーニングをしていた
だから 必要な筋肉量はあったが 脂肪は燃料として費消されていた
今・・ 筋肉は当時の半分になっちゃった
3年間くらい“ノーケア”だったんだからしょうがない
筋肉も減ったけど 食べる量も激減したので 相変わらず皮下脂肪はない
40才のときに 初めてトライアスロンにチャレンジした
地元開催の大会(オリンピックディスタンス)だった
当地は海がないので スイムは市民プールが使われた
一番最初に 50mプールを15周して1,500mを泳ぐのだ
このプール 当時でもかなり老朽化が進んでいて 水漏れがひどかった
そのため 前日に地下水を汲み上げて プールに水を張った
お蔭様で プールの水温は15℃を切っていた(12〜13℃だった)
水温15℃未満で泳いだことのある(物好きな)人は そうはいないと思う
オーバーに言うと クラッシュアイスの中を泳ぐ感じだ
こうなると 水そのものに恐怖感を覚えてしまう
洗面器の冷たい水に顔をつけたときの あの感じだ
そんな極寒でのスイムに備え 殆どの出場者がウェットスーツを着込んだ
でも 十〜二十代の女の子たちには水着一丁も多かった
競泳用の露出が結構多い普通の水着だ
信じられなかった こちらはウェットを着込んでも震えていたのに・・
若干の練習タイムが終わって 隣の水着一丁の女の子に聞いてみた
『さむくないの?』
『大丈夫! 私たちには皮下脂肪があるから』
『 ・・・・・ 』
男は 皮下脂肪には勝てないことを思い知らされのだった
そして
この世界に危機的な何かがあっても サバイバルするのは
絶対 女だ!! と確信したのだった
2013.12.03:tnw
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