FPのひとりごと

▼1億円を71,300コ!?・・L

悲願成就(革命成功)の興奮冷めやらぬうちに

急場で(どさくさ&ドタバタで)「とりあえず」こさえた組閣予備軍だが

少なくとも最初だけは 同じベクトルで動いていたのだと思う

まだこの時点では誰もがユートピア建設を固く信じていたのだろうから

しかし どんな組織でも 完璧な一枚岩などということはありえない

自分の経験から言って どんなに仲がいい友達同士でも3人までだ

4人は微妙だが 5人となると なにをやるにもまとまらなくなる


    「麻雀しようぜ!」

    「一人余るし・・」

    「二抜けでいいじゃん」

    「それかったりーなあ・・」

    「なら馬券買いにいこう!」


で 結局 サンマ組(三人麻雀)と競馬組に分かれてしまうのだが

なんだか どっちもぱっとしない ぐずぐずで終わってしまう

世の中だいたいそんなとこだ

組閣予備軍みたいな大所帯なら それはなおさらのこととなる

早晩 主流派 反主流派 新派 守旧派 武闘派 日和見派・・に分派

一筋縄でいくはずがない

で 身内のケンカ(権力闘争・粛清)がおっぱじまる

これが単なる「内輪もめ」くらいで収まってくれればいいのに

なぜか苛烈を極める ある意味 革命のための戦争より苛烈だ

過激派の「内ゲバ」もそうだったが どうしてそこまで・・? となる 

「昨日の友は今日の敵」とはいえ 苛烈にまで至る理由がわからない

(毛沢東は自国民を数千万人犠牲にしたと言われている)

イデオロギーの争いも なかったとはいえないのだろうが

連合赤軍の「山岳ベース事件」でのリンチ殺人(12人死亡)のように

「狂気の沙汰」以外言葉が見つからないが きわめて属人的な事件も多い

この事件での79年の判決文には 多くの示唆が含まれている


 「絶対的な権威と権力と地位を確保したMとNが、その権威と権力と
  地位を維持確保せんとする権勢欲から、部下に対する不信感、猜疑  
  心、嫉妬心、敵愾心により」(行われた)と


ここが たぶん 「崩壊」の一丁目一番地なんだと思う

まさか共にユートピアを夢見た同志で殺し合うねんてねえ・・

草葉の陰でマルクスさんが泣いてるよ 「情けねえ」って
2013.10.02:tnw

HOME

copyright/tnw

powered by samidare