FPのひとりごと

▼やがてかなしき・・  才能の発露の仕方? 

大学の (たぶん)一回生だった頃

新潟市内でグレープのコンサートに行ったことがあります

グレープっていうのは『さだまさし』+1のデュオで

ちょうど『精霊流し』でブレークした頃のことでした

さだまさしの相方(吉田クン)は新潟市出身ということで

凱旋コンサートみたいな感じだった気もします

(因みに・・ 吉田クンは無口でほとんどしゃべりませんでした)

なんで行ったのかは 全然覚えていませんが

周りがほとんど女子大生(の中の一人に誘われた?)だったことと

私がその一団からまったくのノーマークだったことだけは覚えています

あんなにアウェイ感を感じながらのコンサートはあれっきりです


『精霊流し』とか『縁切り寺』とか知ってはいました

でも 暗いし ちょっと辛気臭いし 私はNGでした

なので

コンサートが盛り上がった分だけ我がテンションは下がっていき

女子大生との距離(アウェイ感)はドンドン広がっていきました

この体験がトラウマになっていることは想像に難くありません


さだまさし 才能に溢れるミュージシャンです

作詞 作曲 歌い手 バイオリン MC どれも一流

音楽の神様に見限られた身からすれば 羨ましい限りです

でも

あの これでもかと見せつけられる才能の数々

硬軟織り交ぜたストーリーが終わりを告げると

そこはかとなく感じさせられてしまう作者の爽やかで高潔な人柄

完璧であればあるほど 計算されつくした才能の発露が鼻につく

桑田佳祐も多才だ

洋楽全般は勿論だが 演歌 歌謡曲なんかもお手の物でこなす

でも彼には そこに“照れ”や“恥”がある

それをエロやコスプレでまぶして目くらましをしているが

そこには ポリポリと頭をかいている彼自身が確かにいる

まあ 主観の塊のような見解で さださんのファンには申し訳ないが

感じてしまうものはどうしようもない

悪いのは 三十数年前の女子大生だ! ・・・ ??

(タモリも彼が好きじゃないというウワサがある どうもホントらしい・・)
2013.07.24:tnw

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