FPのひとりごと
▼根は深い・・@
滋賀県大津市で起きた中2男子自殺事件は
今でも波紋はどんどん広がる一方で 収束の気配を見せていない
13才の少年が自ら命を絶つという決断をした
そこには 壮絶・凄絶極まりない現実があったのであろう
13才といえば まだまだ社会に手厚く守られてしかるべき年代なのに
彼にとって 一番身近な社会であるはずの学校が彼を死に追いやった
彼をどんどん追い詰め それに誰も手を差し伸べられず
最後の救済の手立てとして自ら選ばざるをえなかった「死」
その 「生」と「死」の間にあった「現実」が憎い
最悪のシナリオに導いていったしまった現実の連鎖が憎い
どこかで連鎖が断ち切れれば 彼を死なせることはなかったのに・・
人も憎い 特に保身しか見えてこない学校・教育委員会の連中は憎い
教育委員会の連中は たぶん私と同年代だが 見ていて情けなくなる
「死」は救済でもあったが 彼の最後のメッセージでもあったはずだ
自らの死を以って訴えた これ以上ない重いメッセージだ
まずそこに思いを致すのが 死なせてしまった側のせめてもの責任のはずだ
そこから出発しなければ なにも解決しないのは誰でもわかることだ
なのに 連中は それに「蓋をして」「葬り去ろう」とした
たぶん 校長なんかも経験したベテランの教育者のはずなのに
死なせてしまった“申し訳なさ”など微塵も伝わってこない 彼らからは
一体 教育現場でなにを教えていたんだろう
あんな連中が「社会の防波堤」だったなんて・・
あれでは 彼も浮かばれまい
加害者については ネット上にいろんな情報が飛び交ってはいるが
事実関係がまだよくわからない現状では発言を控えておこう
ただ“やってしまったこと”は 自分で受け止めねばならない
償うべきは一生かかっても償わねばならないことだけは肝に銘ずべきだ
ちょっとびっくりしたことがある しょこたんブログ だ
いつもは オタッキー&奇天烈ワールド炸裂なのに
今回は 毅然とした怒りにも似たメッセージを綴っている
ぜひ ご一読を!
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2012.07.18:tnw
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