FPのひとりごと
▼舌の根も乾かぬうちにA
バブル崩壊を予言したり、警鐘を鳴らした
経済評論家は、私が知る限りではいませんでした。
(もしそういう人を知っているなら教えてください)
なんとなく情けないなーとは思いますが、
でも、それよりもっと考えなくてはいけないこと
それは、経済のプロでもバブル崩壊を知りえなかった。
それほど、景気の行く末⇒株価の動向は、神のみぞ知る
ということです。あとから言うことはいくらでもできます。
そういう人はいっぱいいますが・・・
あのころ言えてた人は、いませんでした。
思い出してください。
あの頃は、日本全体が浮かれていました。
地価も株価も青天井
個人も企業も財テク財テク
銀行は土地を担保にじゃぶじゃぶ融資
若者は、クリスマスに有名ホテルにご宿泊
彼女へのプレゼントはティファニー
株をやらないのは時代遅れ・・・みたいな
時代風潮でした。
人間の欲望には際限がないので、欲望が理性を
追っ払ってしまっていたのでしょう。
でもバブル崩壊、舞台は暗転・・・
そこでみんな大いに反省したんでしょう?
でも、その後の『ITバブル』ってなんなの・・・?
(つづく)
2005.12.08:tnw
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