FPのひとりごと
▼この世の涯・・C
『生きてる』 ってことに疑問を持ったことありませんか?
私 幼少期からあったんです そういう疑問(自問)が
まず この世で一番確かなのは『自分の存在』なわけです
自分の存在だけは否定しようにも無理がある だって『ある』んだもん
息をしてるし 心臓は動いてるし 触れば“そこ”にある
これはしょうがない・・?
でも “ある”というのは“あると感じる”だけのことであって
感じること自体で“ある”ことの証明にはならない よねっ
めんどくせー! って? すんまそん
十年ほど前 SF映画『マトリックス』を観て
私 『だから それ! それ!』と感心しきりでした
人間本体は“固定され”“生かされ”ているのだが
脳にダイレクトにデータ(電気信号)が送り込まれることで
バーチャル・ワールドに五感が忠実に再現される
それってありだよなー と私は思うわけです
でも私は人間本体の存在すら疑わしいと思っていて
『バーチャルワールド+五感』がこの世界の全てじゃねえか
なんぞということも ときどき思ったりするわけです
私 5年前に死にかけました
九死に一生を得たといっても言い過ぎにはならんでしょう
普通なら 昏睡→凍死のところを生還させていただいたんですから
もしかして臨死の入口だったかもしれない昏睡の瞬間
(平たく言えば“おちた瞬間”っちゅうことですが)
これを私は覚えています 今でも鮮明に
それは 微塵も動かぬ体で もがきにもがき 諦め悟った瞬間でした
自ら目を瞑った瞬間に なにもかもがなくなりました
視覚的には パソコンのモニターが真っ黒になる感じでした
ほんとになにもかもがなくなりました
なにもないんだから 勿論 苦しいこともありません
いろんなものを引きずるなんてこともありません
あれが本物の臨死体験なら 死自体は安らかなものでした
って なんの話をしてたんでしたっけ?
あ〜ぁ 北側のこの世の涯ね はいはい
2012.05.25:tnw
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