FPのひとりごと
▼ハードカバーがハードなんです・・ つづき
読書感想文ってやつは かなりツミなやつだ
何かを読めば そりゃー誰にでもなにがしかの感想はあるだろう
でも それは読む動機があって 自らそれを手にとって読んだからこそだ
他人から いやいや読まされたのでは 感想だって空虚になる
今日は どうしても醤油ラーメンを食べたいと思っているのに
他人から 牛丼を無理強いされて食べても 感想は『 ・・・ 』でしょ
ましてや 読んでもいないのなら 感想なんかあるわけはない
んっ 読んでない!・・・?
『書』を読むで読書なんだから
『書』をあまり限定しないで 本ならなんでもOKくらいのスタンスがいい
漫画本 コミック 図鑑 週刊誌・・ 好きなものならなんでもいいと
私 小学生なら『巨人の星』で かなりの大作を書けたでことであろう
中学生なら『明星』で 『天地真理』論を一席ぶてた
高校生なら 川上宗薫や宇野鴻一郎の小説についてアツく語れた
(えっ 知らないって? っつーか知るわけないよね
お二人は いわゆる『官能小説』(=エロ小説)の大家だ)
好きこそ物の上手なれで 好きなものなら黙っていても感想は湧き上がる
黙っていても 読書感想文の目的であろう読解力や表現力はアップする
妙な垣根をつくることで 本来の教育の目的から遠ざかっている気がする
もっとも 川上宗薫の読書感想文では どんな秀作でも表には出せないか
結局 私は 読まないで?読書感想文を書くのであった
国語の先生ですら読んだことがないであろう難解な本を選び
(例えば ニーチェとかゲーテとかカミュとかサルトルとか)
本の最後にある『あとがき』『解説』の類を切り張りして書いた
難解な本の解説は これまた難解なんでゴマかすのにはうってつけだった
文才はないが こういう姑息な類の才能はあって仕上がりは見事だった
あまりに見事すぎて 高校の読書感想文コンクールで
佳作賞をとったときには いや〜な汗をたっぷりかいたものだ・・
それ以来 私は壇一雄と呼ばれている
『カサクの人』 なんちって
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