FPのひとりごと

▼スポーツは銭や・・?D

TVの野球解説者は プロ野球OBが多い
コメントには解説者の野球観が如実に現れていて興味深い

往年の西本幸雄や豊田泰光には独特の味と眼力があった
ID野球の野村克也には 野球の奥深さを教えられた
最近の若い解説者の中では 桑田真澄と立浪和義が出色だ
両者とも自分なりのしっかりした野球観を持ちクールで理論派だ
たぶん ここ十年くらいで監督になれる人材だ


ゼッコーチョー中畑清クン
彼の解説は トンチンカンなところも多く 感情移入が激しい
ゲーム終盤の勝負の行方なんかも結構読み違えたりしていた
どうだろう 監督のタイプとしては恩師・長嶋茂雄に近いような気がする
長嶋監督時代もそうだったが 監督が選手より目立つチームは低迷する
ベイスターズは広告塔が必要だから 彼がその役を買って出てるんだろう
たぶん “ノリ”と気合の野球を目差していくのであろうが
これ 勢いのあるうちはイイが 落ち始まると止め処なく落ちてしまう
そうならないように祈るが 心配だ かなり

だいたい GMに高田繁を配する意味がわからない
一昨年の途中までヤクルト・スワローズの監督だったが
成績不振(最下位)からシーズン中に解任された御仁だよ
そういう人をGMに据えるということが既にもうエラーだ
工藤公康が監督就任を断ったのは ある意味当然かもしれない
逆に中畑クンみたいな『お調子者中間管理職』タイプが適任なのかも・・


ベイスターズの成績不振は 結論から言えばTBSの責任だ
球団を持ったはいいが 本業の業績が低迷していてイイ選手が取れない
当然 チーム力が低迷するので勝てなくて指定席=ドベから抜け出せない
万年ドベでは ファンも見放すので興行収入も落ち込む
ガラガラのスタンドを見て 選手の士気が上がるはずもなく負けが込む
またまた球団の赤字は膨れ上がり本業の業績の足を引っ張る・・
こうして負のスパイラルはカタストロフィーを迎える

中国や韓国が五輪でメダルを量産できるようになったのは
その国力の躍進と決して無縁のことではない
同胞が住む韓国の隣国が メダルと縁がないのは何よりの証拠だ
日本人だって 戦後の焼け野原ではスポーツもへったくれもなかった
そう考えると やっぱ

   『スポーツは銭や!』

国力が衰退していく日本 スポーツもどんどん廃れていくのだろうか
なんだか無性に悲しくなる
2012.02.02:tnw

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