FPのひとりごと

▼スポーツは銭や・・?@

最近 ローマ字交じりでクソ長い社名が多いと思いませんか

SMBCフレンド証券 MS&ADインシュランスグループ

三菱東京UFJフィナンシャルグループ・・  
これって一体何行の銀行が一緒になったのか もう見当もつかない


『NKSJホールディングス』というのがある
さて どことどこがくっついて 何を売っている会社でしょうか?

『NK』は『日本興亜』からきて 『SJ』は『損保ジャパン』からきてる
その『日本興亜』は『日本火災』+『興亜火災』だったし
一方の『損保ジャパン』は旧『安田火災』が母体ではあるが
『日産火災』『大成火災』との合併後に『損保ジャパン』になった
ここまでは損保の話だが それぞれの会社は傘下に生保の子会社があり
各社ぶら下がりの時代を経て 幾多の合従連衡を繰り返し
最終的に『NKSJひまわり生命保険』に一本化された
って もうなにがなにやらわからん状態や〜

NKSJホールディングスは 今期1000億円の赤字見通しだ
今期に関しては 震災への保険金支払という特殊要因はあるが
この巨額の赤字 それだけが原因ではなく もっと大きな問題を抱えている

一つは 業界が長期低落傾向にあるということ
損保業界は 長年 自動車保険をポイントゲッターにしてきたが
人口減少・若者の車離れなどを背景に自動車の保有台数が減っているため
自動車保険の売上減少に歯止めがかからない状態が続いている
主力商品が冴えないのだから全体の売り上げは推して知るべしだ

更に長年旧大蔵省の“護送船団”方式にどっぷり浸かってきた過去がある
護送船団というのは 大蔵省を旗艦として損保全社で船団を組むことだ
簡単に言うと(って はじめからそうしろよ! ヘイ!)
末端損保が潰れないように大蔵省が守ってくれてたってこと
損保の保険料率は認可制だが(今もそうなのかは定かでないが・・)
昔は 末端でも利益が出るように大蔵省がリードしてくれていた
末端で利益が出るんだから デカイとこの利益はハンパないってことになる

今では 当の損保の現役社員でも信じられないであろう話がある

   それは  あ  し  た 


エッ テーマはどこに?って  風の吹くまま気の向くまま ってことで
2012.01.27:tnw

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