FPのひとりごと

▼脱ガリガリ君・・? そろそろ 

のっけからなんであるが・・

脊髄というのは脊椎の中を通る中枢神経だ
簡単に言うと 脳からの命令を体内各器官に伝えるメインケーブルだ

私は事故で このメインケーブルを損傷してしまった
このケーブルが切れていたら 死んでいたかもしれないし
たぶん 全身不随は免れなかったであろうと推測される
私は首の骨(=頚椎)の上から4番目と5番目の間に損傷がある
同じ損傷なら 上にある頚椎の方がダメージ(障害)が重くなる
私の友人は 3番目に損傷を受け ほぼ全身不随だ
ほんの数cmのことで障害の度合いは大きく変わってくる
障害者施設で重度の障害者を見ていると 私などまだまだだ・・?
とはいえ
主治医は 我が医学的障害等級は機能回復が望めないとはっきり言う
要するに いくらリハビリをがんばってもどうにもならんよ ということだ
入院して1ヶ月くらいのとき 回診に来た若い整形外科医に

 『奇跡だって起こるかもしれない』 と言われ

本人は慰めたつもりだったのかもしれないが
治る気バンバンだった私に絶望を投げつけてったことがある
学術的には彼の言うことが正しいのかもしれないが
こういう医師には 医療の“いろは”から教え直さねばなるまい

この言葉がきっかけになって 私は一転がんばらない人になってしまう
がんばらないし なにも考えたくない腑抜け人間になってしまう
人間 なにか目標とかゴールとかが見えるから努力をするのであって
回復しない!と医師に宣言された身体の約7割不全の障害者に
目標やゴールを設定しろと言われたって そいつぁーご無体ってなもんだ

ということで 事故から9ヶ月後に(ほぼ強制)退院しても
我が運動機能・各部位の可動域にはほぼなんの回復もなく
大きな大きな不安を抱えたまま自宅に戻ってきたのであった
2011.11.28:tnw
[2011.11.28]
どんどん (FP)
[2011.11.28]
あ、続きだ! (麦チョコ)

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