FPのひとりごと

▼色褪せるもの 色褪せぬもの D

自分の若いときの写真を見る

 『U−−−m 若い!』  って当たり前だろが

勿論 皺はないし 白髪もないし 肌には張りも潤いもある
ここいらへんは いわゆる誰にでも訪れる老化ってやつの問題なので
万人に平等に訪れる変化だから 異論をさしはさむ余地ってのはない
(いや 今の時代は“アンチエイジング”というのがあったか・・)
ただ
どう表現していいかわからないが 表情というか顔の趣?が全然違っている
“顔のつくり”が大きく変わるはずはないのだから あれはなんなんだろう
幼くはないが 成熟しきってない“あどけなさ”は残っているのに
なにかわけのわからないエネルギーの放射みたいなものを感じる
体内の溢れんばかりのリビドーが 行き先不明のエネルギーとなって
外界に向かってバンバン放射されているからではなかろうか


我が青春のバイブル『傷だらけの天使』の1〜2話を観た
(BS日テレの再放送を録画しておいたやつだ ムシシ)
念願かなって 四半世紀ぶりの邂逅ということになる・・

四半世紀ぶりの『傷天』
いやいや ストーリーはハチャメチャだった
修と亨(アキラ)は毎回騙されて犯罪に手を染めるのだが
なんだか その犯罪の“仕組み”がよくわからない
別に わからなくったってかまやしないのだが かなりラフだ
さらに セットもしょうもないし 調子っぱずれだ
悪党のボスがダイヤを密輸するのに金髪のねーちゃんを使うのだが
ねえちゃん達 アジトのビーチチェアに艶めかしくビキニで寝そべっていた
笑っちゃうというより そのあまりのシュールさに目が三角になった

がしかし そんなことは別にどうだっていいのだ
極論を言えば 画面に修と亨がいるだけでいい それで十分だ
二人の放つ飛び切りのオーラは ストーリーもセットも超越している
製作サイドも二人の魅力を引き出すことをメインに据えている
わかってたんだねー 

『傷天』は色褪せていなかったよ 全然   
2011.10.28:tnw

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