FPのひとりごと
▼色褪せるもの 色褪せぬもの C
まあ 『俺たちの旅』の熱狂的ファンもいらっしゃろうから
ここで わかったような顔をして 過激なことを言うつもりはないし
だいたいにおいて 元熱狂的ファンとしては偉そうなことは言えない
でも 自戒の念もこめて あえて言わしてもらえば
あの番組は 時代にシンクロした『青春メロドラマ』であった
悩み多き若者(大体男)が思いっきり感傷に浸れるメロドラマだった
なんか バーン!とカッコよくぶち上げたつもりだったが
書いてみて あまりに当たり前のことなんで自分で拍子抜けしている
『んなこたーとっくの昔からわかってらー』 と言われそうだが・・
残念ながら 私は そこんところが全然わかっていなかった
当時 私は あの番組を観ては“その気に”なっていた(どの気だ?)
今思えば 自分の青春の“ヘタレ”なところを正当化っちゅうか
“そうだよね それでいいんだよね”みたいに なあなあにするための
もっと言えば時代によっかかるための参考書みたいなもんだったんだねー
なんか なさけなくなってきた トホホ(これも死語か・・)
というようなことを 田坂都女史を見て気付いたのであった
この程度のことを気付くのに 四半世紀もかかるかねー・・
当たり前だが 別に『俺たちの旅』が悪いんじゃない
あくまで 私がアホだったということだ
でも けっこう製作サイドも“その気に”なってたよなー
まあ いいじゃん あれはあれで そういうもんだよ・・(達観)
最後に・・
“男はメロドラマに弱いものなのです”
P.S. 相田みつお じゃねーよ
2011.10.27:tnw
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