FPのひとりごと

▼色褪せるもの 色褪せぬもの A

私が大学生になるのとほぼ同時に『俺たちの旅』が始まった
同世代の方々なら まあ一度はご覧になったことがあろう
日テレ系で日曜日の8時から始まるドラマだった

自由奔放で激情型でモテる『カースケ』(中村雅俊)
自己抑制型で良識派で友達思いの『オメダ』(田中健)
愚図でレイジーだけど兄貴的存在の『グズ六』(秋野大作)
これに
カースケの彼女?『洋子』 ヨレヨレの東大浪人生『ワカメ』
(個人的には オメダの妹で出ていた岡田奈々がいかったねー)
こういうところが いろいろと絡み合い青春ドラマを繰り広げる
(オープニングの『俺たちの旅』 エンディングの『ただお前がいい』
両曲ともいまだに私のカラオケの十八番だ どうでもええよね・・)


私 なにをかくそう この番組のファンでした
ビデオなどなかった時代なのに ほぼ一話も見逃していないのでは・・
友達が集まると 誰が『カースケ』『オメダ』『グズ六』かでモメた
だいたい『カースケ』か『オメダ』におちつくのであったが
『やっぱり お前がカースケだよな』などと言いながら
実は『いや 俺がカースケだって!』などと腹の中で呟いていた
(そういえば 俺は『グズ六』だ というやつはいなかったなー)
私の場合は 希望はカースケ 見た目はオメダ 実態はワカメだった


この番組 なにがよくてあんなに熱狂してたんだろうねー
一つは同時代性というのか 自分達の青春と同時進行だったってことがある
ストーリーに多少の派手さはあっても かなり実物大に見えていた
就職に 友情に 恋愛に 人生に悩む実物大の自分達が垣間見えた
勝手にカースケやオメダに自分を投影していたんだろう
悩み深き青春を『やっぱそうだよな』と共感できるドラマだった
“その気になって”“浸る”ことができるドラマだった

      “ だった ”
2011.10.25:tnw
[2011.10.26]
アマゾン… (麦チョコ)
[2011.10.25]
残念・・ (FP)
[2011.10.25]
見つけられなかった… (麦チョコ)

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