FPのひとりごと
▼華麗なる加齢・・C
イチロー 1973/10/22 37才
松井秀喜 1974/6/12 37才
小笠原道大 1973/10/25 37才
イチローと小笠原は 学年は1コ上で まもなく38才になるが
奇しくも この現役の名選手3人は現時点で同年齢だ
そして 今期 不調に陥っていることも奇妙に符合する
いずれの選手も球道一筋のストイックなアスリートだ
練習も人一倍だが 身体のケアやメンテも細心だ
それでも 一様に不調に陥った 今期
やはり年齢(加齢)にはかなわないのだろうか・・
松井と小笠原は 脚に衰えが目立っている
松井はヤンキースでDH専門になってから急速に衰えたが
小笠原のはなんだろう 勤続疲労だろうか
イチローは脚というより 目 視力に衰えが見える
昨季までなら振らないボールの空振りが目立つ
年齢の割に 頭髪に白髪が多いのも気になる
三人とも選手としての晩年が近いのはまちがいないが
大好きな選手達なので“下っていく”様を見るのは辛い
私は 四十になって“目が覚めた”
四十になってから トライアスロンやマラソンを始めたが
37才の頃は 『要精密』と『要観察』で軽く5項目以上はあった
当時 メタボという言葉はなかったが キング・オブ・メタボだった
でも目覚めて初めて知った 維持するのがどんなに大変であるかを
(体脂肪率の一桁台維持には涙ぐましい努力とエネルギーが必要だ)
彼らは もう二十年近くトップアスリートとしての地位を維持している
それが不惑に近いアスリートにとってどんなに困難なことかは
ハンパなアスリートだった私には想像もつかない
私の場合はラクだった
落ちるところまで落ちていたから
いわばマイナスからのスタートなので
やればやっただけ結果として表れた
彼らの場合は 絶対評価でのトップ水準を長年維持しているわけで
まさに想像を絶する世界だし 尊敬というより畏敬の念さえ覚える
少なくとも イチローだけは四十でも200本は打つと思っていた
彼のことだから 老化さえ研究して克服するかもしれないし
今回も 単に ちょっと長めのスランプにすぎないのかもしれない
などと 楽観的に考えていた
でも 忍び寄る老化の影は 日に日に彼らの光を確実に奪っていく・・
なんとか来シーズン 彼らが活躍していることを願ってやまない
2011.09.28:tnw
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