FPのひとりごと
▼『ライフネット生命』 ふたたび・・A
『朝令暮改』と笑われようが
『朝三暮四』とののしられようが
(『1・2の三四郎』が映画化されていようが)
今回は なんとしても完結させます このシリーズ!
喜怒哀楽に衝き動かされ 激情をそのまま綴ったことはあれど
責任感がリビドーとなり シリーズを再開→完結へと導くのは初めてだ
本来 当然のことなのだろうが 力まずにいられないのが我ながら情けない
ということで まずは おさらいから
(と思ったら過去に『おさらい』もアップされていたので それを転載・・)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
□伊藤洋一氏が注目し 多くのビッグネームがバーンと出資した
ライフネット生命(以下LN社)が業界に彗星のように現れた
□それは生命保険の募集・申込み・引受けをネット上で完結する
全く新しいタイプのネット直販型の生命保険会社だった
□従来の保険会社につきもののハコ(ビル・土地・光熱費他)や
人(高給の総合職社員&全国津々浦々のセールスレディ他)などを
大胆にカットすることにより保険料の大幅カットに成功した
□その標的は日本ではメジャーの『漢字生保』の『定期付き終身』で
その中でも“死んだらナンボ”のナンボの部分=定期特約が
メインの標的であること
□実際に【40才−男性−死亡;2,000万円】で試算してみると
国内大手漢字生保A社 7,920円
ライフネット生命 4,910円
ネクスティア生命 4,740円
ということで ネット直販型の安さが浮き彫りになったのであった
〜2011.04.11『ライフネット生命ってどうなの?G』
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がしかし
メタボの鬼と化す中高年で 同条件での保険料をチェックすると
50才〜10年間 11,546円
60才〜10年間 26,926円
と 鬼のような値上げが待っているだけでなく
70才超は保険の更新ができないという非情な結末も待っており
上記のケースで40才からの30年間に5,205,840円支払っても
平均寿命を全うするであろうあらかたの日本人(女子も含む)は
契約した2,000万円をもらえずに死んでいくのである・・
ここの仕組みを知っていて“割り切って”加入される方はいい
働き盛りのところのデンジャラスゾーンを“掛捨ての最安値で”
というコンセプトで この保険を利用するのなら何の問題もない
(実は 30年トータルでは最安値ではないのだが・・ それはあとでね)
そこは ただ単に 業界に一石を投じたというだけのことではなく
従来商品の徹底的リニューアルで業界に新境地を開いたのは間違いない
しかし
安いのは確かに安いのだが
それはあくまで漢字生保主力の『定期付き終身』との比較においてのみで
逆に 更新による保険料高騰の悲劇は『定期付き終身』と変わりはない・・
フーー っつーことで思い出していただけましたでしょうか
こんなに“いっぱいいっぱい”のところまで引っ張っておいて
ここから“シャーネフリ”したなんてねー
人間じゃねー たた斬ってやる!!!
明日もがんばります!
2011.09.07:tnw
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