FPのひとりごと

▼また出会っちゃうんだよなー・・ まだまだ

二井宿の とある地点で立ち往生してしまった四名

車を降りて とりあえずキョロキョロしてみるが
そこらあたり一帯に 事務所とおぼしき建物は見当たらない
というより 通りには 由緒正しき古民家が立ち並んでいるだけだ
そのとき 真ん前のひときわ立派な古民家を見て 家内が叫んだ

『あっ タフライトさんだ!』 と

そうなんです 民家の軒下に看板があったんです

一同  『うぉーー』

とにかく 所在は確認できたので 伺うことにはしたのですが
一つ問題がありました 私にとってはかなりの大問題です
建物は 公的保護があってもよさそうな歴史的建造物ですが
なにせ その築年数は150年を優に超えているそうで
当然のことながら バリアフリーとは対極にあるわけです
今回の案件は 私がメインで対応すべきなのですが どうしたものか・・

そんなとき ご主人と奥様(社長と専務)が中から出てらして
お母様の介護で慣れているから 車椅子のままどうぞ と言ってくださる
そのうち 迷子だったY君も駆けつけ 屈強な体をしたご子息もいらした
ならば お言葉に甘えようと 家の中に車椅子ごと運んでいただいた

入ってびっくりした
だって そこは 時が一世紀以上も止まっているんだものねー
神社仏閣とかで もっと古い物は あちこちでいろいろと見てきたし
築年数百年以上の民家も 見たことも入ったこともあるが
その空間は 威風堂々なのに生活感もある優しい空間でもあった
このまま 民宿か旅館としてオープンしても流行りそうな感じだ
囲炉裏が二つあり 熱燗と鮎の塩焼きなんかがあったら最高だ・・


ご主人と奥様が素敵だ
ご主人は実直そのものという感じ
聞けば 先代からの借財をものともせず 一念発起して起業し大成功
代表者として半世紀以上も経営を続けられているという 敬服致します

奥様は柔和な表情と飾らない性格が魅力だ
どういうご縁かは伺わなかったが 上州からお嫁にいらしたという
上州といえば 『からっ風』と『かかあ天下』が有名だが
ご本人がおっしゃるには 『かかあ天下』とは勤勉を意味することで
世に言うように 女房が亭主を尻にしくことではない!んだそうだ
たぶんそうなんでしょうが・・ 奥様なかなかお上手です!・・?

娘さん御夫婦にも同席してもらい 業務も無事完了した
そこで 会社のことを本格的に伺うことにした またまたビックリした
2011.07.28:tnw

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