FPのひとりごと
▼なんかヘンだぞ・・A
企業スポーツが不遇の時代だ
昔は ちゃんと“スポーツ枠”の採用があって
企業が なにからなにまで丸抱えで面倒を見たが
いまや ほんの一部を除いて見る影もない
野球なんか『ノンプロ』と言われる待遇まであった
『仕事は野球』と堂々と言える立場だったが・・
最近 言葉自体を全然聞かなくなったし もう死語かもねー
スポーツのチームを丸々抱えられる企業が少なくなってきたわけで
“背に腹は替えられない”というオサムイ事情が企業側にはある
パイオニア・レッドウィングスの親企業 東北パイオニアもご同様だ
パイオニアと言えば 我々世代では高級オーディオのイメージが強いが
最近は ナビの方とかになびいて?らしてたようです・・
本業の業績が あまり芳しくないのは 新聞などで拝見してましたが
いやー かなり悪いんだろうなあ と つくづく考えさせられてしまう
というのは・・
レッドウィングスの昨年の主力メンバーをちょっと紹介してみよう
佐々木みき 多治見麻子 成田郁久美
このへんなら 元ジャパンだもの 名前ぐらいは知ってるでしょ?!
確かに(超)ベテランの域ではあるが まだまだ若いもんには負けない
そこにもう一丁 スタエレンスという身長194cmの助っ人もいた
二段トスを打ち切れる 高さとパワーのある外人選手だ
で とどめに 全日本のエース 栗原めぐみ がいた
バレー界では珍しい 華も実もあるスター選手だ
ま 確かに“旬”の選手ではない
ジャパンの主力だったこともあるが 昨年は誰も招集されていない
ここいら辺+若手で戦った昨年のリーグ戦もドベに近かった
大震災があって 入替え戦がなかったからよかったものの・・
とはいえ まだまだやれるし なんといっても客が呼べる
現役引退はやむなしとしても 普通ならコーチで残すのに
栗原なんか治るまで休まして それから復帰させればいいものを
なんとなんと 全員スパっと斬っちゃった
なんのことはない 年棒が払えないからだ(たぶん) トホホ
その結果 今年のメンバーはと言うと
一般人よりは相当詳しい私でさえ 半分もわからない
悲しいかな まったくもって“華も実もない”メンバーだ
(bP7 セッターの渡邉和香里ちゃんはかわいい!!
興味のある方はレッドウィングスのサイトにアクセス!)
たぶん 今期はリーグ1勝も無理なのでは というメンバーだ
チームの存続 と言うより ズバリ廃部がのしかかっている現状では
贅沢は言えないのはわかる そりゃーよくわかるのだが
でもだからといって 高卒1〜3年目が主力のチームって どうなの
いろんな意味で ギリギリのところの判断だろうから
部外者が どうのこうの言える問題ではないのだろうが
ファンあってのプロスポーツということも忘れてもらっては困る
いろいろ考えはあろうが 地域スポーツの振興という観点なら
『岡山シーガルズ』のように 地元の無名の高卒チームでもいい
最初の頃は見るも無惨な“ボロ負け”軍団だったのに
最近は ジャパンのメンバーを輩出するまでになっている
こういうチームなら 地元も俄然やる気になってくるというものだ
なんてたって オラが町のVリーガーだもの 燃えるものがある
そう考えると 今年のチーム構成は中途半端だし 残念ながら悲惨だ
こんなド田舎の県に プロスポーツチームが二つもあるのは奇跡的だ
でも・・
モンテディオも泣かず飛ばずだしねー
どっちも下部リーグ降格が見えてるのは さびしい限りだ
2011.07.05:tnw
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