FPのひとりごと
▼雲と泥D
人生の中で ほんの一瞬でも
『あれっ 俺(ワタシ)って 天才?!』と
思ったことがない人っているんだろうか
私はしょっちゅうだ(←これはこれで病的な問題だが・・)
学生時代 氷屋さんでバイトしたことがある
2階の製氷室から滑り台で降りてくる100kgはある氷塊を
どでかいペンチのお化けみたいな道具で受け止め移動し
一瞬で人が真っ二つになるような巨大な電動丸ノコで切り分けた
(これは業務用の氷で 酒屋さんとか飲み屋さんに卸していた)
真夏に涼を求めたバイトだったのに・・ 塩分の多い氷だったでしょうねー
たまに 切り分けた氷塊を機械で角氷にして袋詰めにする作業もやらされた
確か1kgと2kgのパックだったが 勘でビニールの袋にぶっこんでました
このぶっこむときの“勘”が天才的だった
“エイッ”とぶっこんでから軽量器にかけるんだけども
誤差はほとんど数グラムの範囲だったし ビンゴ!もかなりの確率だった
誰だってそうだったろうって! いやいや3人のバイトで私だけでした
こんなことでさえ天才になるんだったら世の中天才だらけだ
自分のことでは“ない”と断言できる人だって
これが 我が子 ということになれば絶対あるでしょ
“いや〜〜 鳶が鷹を産んじゃったよー”と思った瞬間!
私は 我が子3人を長〜い間 天才だと信じて疑いませんでした
思ったような結果が出ていなくても『大器晩成』だと思っていました
これ 孫なんかだったら もっともっと激しくなってるでしょ
ほーらね 誰だってあるのよ 自分や身内が天才だって思い込むこと
でも いつかは現実に引き戻されるものです(この私ですら・・)
この思い込みが特に激しく 現実を受け入れられないのが菅クンなんです
2011.06.25:tnw
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