FPのひとりごと
▼セクハラの境界線・・?A
昨日 一つ言い忘れてしまった 大事なことを
独身時代(ここはちゃんと強調しておかねば・・)
(かなり)年上の女性と付き合っていたことがある
その女性と 昼下がりに 和食屋で食事しているとき
(年上の女 昼下がり 和食屋・・ これケッコーきてるね!)
ちょうど真横のテーブルに 若い(二十代後半)カップルがいた
そのカップル 見るからに“わけあり”で
両方とも食事に手も付けずに言い合っていた
散々やりあって 長〜い沈黙の後 男性は中座した
女性の方は それを目で追うこともせずに下を向いていた
顔を上げた彼女 首をちょっと横に向け長い髪をかき上げた
それをじっと見ていた私 思わず『おおっ!』と唸り固唾を呑んだ
潤んだ瞳 憂いを残す表情 スレンダーなボディ 長い髪・・
ドラマみたいなシチュエーションに魅せられない男はいまい
でも それを見ていた我が彼女 煙草をくゆらしながらポツリと一言
『男って バカねー・・』
『 ・・・ 』
戻ってきた男は レシートだけ掴んで無言で去っていった
鈍感な私でさえ“ははー そういうことか”と理解した
女は 頬杖をついて深い溜息を漏らした後 静かに去っていった
広い店内に二人だけになって“バカ”の理由を聞いてみた
聞いてみて ぶっ飛んでしまった あまりのことに・・
彼女はこう言った
『女にとって家を一歩出たら そこは戦場なの』
『男を前にした女の仕草には すべてネライがあるの』
我が人生観を一変させるような“お言葉”であったが
その後 女同士の“空中戦”の顛末を聞いて
そのあまりの迫真の真実に 私 心底ぶっ飛んでしまったのであった
2011.06.02:tnw
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