FPのひとりごと
▼ユッケ美味いんだけどねーC
少々のものを食っても当たらない自信がある
どっかで かなり昔にアップしてあるが
約30年前 当時勤めていた会社で食中毒が発生した
昼食で取っていた仕出し屋さんの弁当に問題があったようで
夕方の事務所は ちょっと見たこともない修羅場になっていた
約20人がその弁当を食べたが そのうち19人が当たった
もう言わなくてもわかるでしょう! “じゃない”一人は私です!
だいたい ご幼少のみぎりの環境がスゴイ
それは 時代性も勿論あるが 地域性も大きい
ちょっと前までは『3秒ルール』というのがあったんだそうで
食べ物を落とす そこから3秒以内に拾い上げればOKみたいな
甘い!
我々世代は『無制限一本勝負』だ!
もちろん 落とした場所のシチュエーションにもよるが
別に 3秒だろうが3時間だろうが 全く関係ない
なめていた飴を口から落とす さすがに3秒ルールは無理だろう
我々? そのままは無理だが 水で洗って再び口に入れた
逡巡している子供がいると 母親から『さっさと拾え』と怒られた
だいたい3時のおやつで最高のご馳走が“味噌おにぎり”だった
なんのことはない 冷や飯に生味噌をつけてにぎったやつだ
それ以外は トマト きゅうり リンゴ 梨 栗 柿 杏 ナツメ・・
畑や木になっている作物や実だが 勿論 自分んちのじゃない
それを勝手に収穫して 勝手に召し上がった
昔の農家は鷹揚で ちゃんと“子供枠”が用意してあった
ただちょっと機嫌の悪いときは 棒を持って追っかけられた
当時は農薬もフリーの時代で それも一緒にいただいたことになる
子供用のお菓子にはチクロやサッカリンがたっぷり入っていた
若い人はご存じなかろうが 砂糖より数十倍甘い食品添加物だ
発癌性があり後に使用禁止になったが それまでにたっぷりいただいた
『赤チン』という外傷用の万能薬があった
ちょっと独特の臭いがする文字通り赤い液剤だった
我が家は とにかくなんでも赤チンだった
生傷の絶えない子供時代だったから たっぷりお世話になった
食いすぎて口内炎ができる 母親に言われて患部に赤チンを塗った
後に発売禁止になるが 水銀が主原料だとそのとき初めて知った
赤チンが用意できないアウトドアでは傷口にツバをつけた
蜂に刺されたら小便をかけた(科学的には無意味らしい)
魚の脂が手に付くと 整髪料として頭に塗りたくった
我が体内には たぶん あらゆる雑菌が同居しているのだろう
だから そんじょそこらの新入りの細菌に負けはしない
というより 残留農薬やら残留水銀やらが細菌を死滅させるのか
いずれにしろ 抵抗力の強いカラダであることはまちがいない
それは 野生であっけらかんと野放図に育ったおかげだ
最近 世の中はどこもかしこも神経質に除菌に滅菌に殺菌
そんなに神経質になっていたら抵抗力はどんどん落ちていく
どんなにがんばったって 放射能にはかなわないが
ちょっとした細菌ごときには もしかして勝てるかもしれない
不潔にしよう!というのではない
あまりに過度な神経質はどうなの と言いたいだけだ
ユッケにレバ刺し 大好きだ!!
2011.05.09:tnw
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