FPのひとりごと
▼ユッケ美味いんだけどねー@
焼肉屋でユッケを食べて4人も亡くなった
耳慣れない『O-111』という細菌による食中毒だそうで
お亡くなりになった方々には お気の毒にとしか言いようがない
この事故 店側の衛生管理体制に問題があったのは間違いないが
低価格競争を勝ち抜くための過剰なコスト削減も原因なのだと思う
それにしても ああいう業態での最悪の事態が食中毒事故だとすれば
あの“土下座の社長”の経営にもかなりの抜かりがあったとしか思えない
しかし
あの“土下座の社長” かなり怪しい
“いかにも”の雰囲気をプンプンさせている
思えば 一昔前には あの手の輩が方々にいた
特に営業を主体とする会社ではよく見かけた
ギラギラな目 過剰なパフォーマンスと自信 不敵な笑い
一線を超えればカリスマだが そうでなければアブの世界
ここんところの線引きがかなりむずかしい
あの社長だって まかり間違えば 焼肉界のカリスマだったかもしれない
少なくとも そう感じさせる雰囲気だけは十分持っていた
たぶん本人も そういう路線を狙っていたはずだ 絶対
昔 “脱サラ物語”でアップしたが
創業というのは 狂わないとできない
狂気的なエネルギーがなければ絶対に成功しない
そうでなければ ゼロから何かを生み出すことなどできっこない
ギリギリの世界で踏みとどまれるタフさがなければ潰される
それが創業の世界だ(←なかなかカッコイイではないか)
そういう意味でいけば 彼にも大社長の資格はあったのだろう
でも そのエネルギーの使い方に間違いがあったのだと思う
創業して ある程度の軌道に乗ってくると
経営者には“それいけドンドン”の時期が来る
自信が確信に変わり 拡大路線に舵を切るのだ
それ自体に問題はないが 路線のベースをどこに置くか これが問題だ
長〜くなってきた ま た あ し た
2011.05.06:tnw
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