FPのひとりごと

▼暗黒の日々C

大震災以来 私は腑抜け状態だ
なんだか魂がドーンと抜け落ちたみたいだ
腑抜けでいられることは ある意味幸せなことで
避難所で難儀している人たちには申し訳ないと思うのだが・・

心に大穴が開き そこを寒風が吹きすさんでいる
なーんにもやる気が起きない
これじゃイカンとは思うのではあるが ずーっと停電状態だ


今朝 ラジオを聴いていて 久々に大笑いした
春風亭一之輔がやってる『SUNDAY FLICKERS』という番組だ
一之輔が二三日前に都内のスーパーで買物をしているとき
商品不足の店内の大行列のレジ前に目立つオバサンがいた
彼女はカートの上段にに5kgの米を5袋入れ
下段に12ロール入りのトイレットペーパーを5袋入れていたんだって
レジ前の大行列に みんながイライラしていたが
オバサンの後ろにいた“ほろ酔い”のオジサンは特にそうだった
彼は缶ビールを1パックだけ買って早く飲みたいだけなのだが
レジ前の大行列は一人当たりの買物量が多く遅々として進まない
そこで 彼は オバサンに向かって言い放った

『どんだけウ○コすりゃー気がすむんだい!』

店内には笑いが起き オバサンは赤面して商品を戻したらしい

いやー笑った笑った 久々に大笑いした
まあちょっと下品といえば下品だが
オジサン みんなの気持ちを代弁したので笑いが起こったんだろう
自分で書きながら 今も大笑いしたところだ

大笑いした後に ふと気付いたことがあった
我が家もいま物資が世間並みに不足している
納豆も豆腐もヨーグルトも食卓に上らなくなった
今日も家内はガソリンを給油するために並んでいる
生きていくために最低限の物は確保しなければならない
それは誰でもがする当たり前の行為だとは思う
でも決して“オバサン”になってはいけない
オバサンが商品を元に戻したように冷静になればわかることだ
とにかくこんなときこそ冷静さを失ってはいけない

もう一つは こんなときこそ笑いが必要だということ
不謹慎だとか何とかいって“お笑い系”は敬遠されている
確かに 生きるか死ぬかの状態の人たちには邪魔だろうが
私がそうだったように 大笑いして元気になる人たちも多いはずだ
沈みがちな気持ちを前向きにする笑いなら大いに結構だと思うのだが
少なくとも“ACのオンパレード”よりはずっといい

今日は『笑点』があるようだ
“大喜利”で みんな ばか笑いしよう
そして 前向きになって少しずつやれることをやっていこう 

2011.03.20:tnw
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笑いましょう (FP)
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はじめまして (kuma仙人)
[2011.03.20]
いい記事ありがとうございます。 (通りすがりの仙台人)

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