FPのひとりごと
▼どこがええねん・・ つづき
我が世代にとって
コーヒーといえば 圧倒的に『ネスカフェ』だ
あの円筒形のガラス容器に入ったインスタントのやつ
コーヒーのコの字も知らなかった片田舎の一少年にまで
ネスカフェはコーヒーの香りを届けてくれた
(えらいぞ ネスレジャパン!!)
しかし
香りはイイが 味はものすごく苦い
少年にとっては“トンプク”を飲んでるようなものだった
(ちょっと例えがグロすぎるが実際そんな感じがした)
母親がコーヒーを入れてくれる
お湯にほんのちょっと“粉”を入れたところに
ドっとクリープを混ぜ ドバーっと砂糖をぶっこんだ
これ どう見たって コーヒーは着色剤かトッピングだ
コーヒーは気分だけで 中身はいつもの砂糖湯だろこれ!?
でも これが少年にとってのコーヒーだった
粉を少し余計目に入れると 母親に
『寝そけるぞ!(眠れなくなるぞ)』と脅された
少年にとって“ブラックコーヒー”は禁断の嗜好となったのだった
2011.02.25:tnw
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