FPのひとりごと

▼スキーは楽し・・かったのか?B

スキーシーズンが来て 休みになると
母親が作ってくれたおにぎり二個を持って
朝から暗くなるまで横森スキー場にいた

我が家から横森スキー場までは
直線距離で優に4〜5Kmはあったので
当時 ゲレンデまでのアクセスはバスが主であった
でも一日数本しかないバスは当然ながら不便なわけで
子供ながらにアクセスの方法を一生懸命考えていた

リュックを背負ってスキーを担いでゲレンデまで歩くのは
できないことではないが 滑る前にへばってしまう
雪のコンディションがいい日はスキーでそのまま往復した
いまどき路上をスキーで滑っている人を見ることはないが
(というより そういう道路状況ではなくなってしまったが)
小学校のスキー授業なんかでは普通にスキーで通学した
運良く堅雪の日なんかは どこもかしこも滑走可能なわけで
田んぼも畑も他人んちもかまわずに直線距離で往復した

困ったのは雪解けが始まった頃だった
道路に雪がなくなると さすがにスキーでは行けなくなる
で どうしたかというと“自転車で”行った・・のだった
誰に教わったわけでもなく 必要に迫られて自分で考えついた
自転車にスキーをヒモで横付けして自転車を引っ張った
スキーが邪魔で?直進しかできずコーナーは難儀だった
いま自分で当時を思い出しながらアップしているが・・

リュックを背負ってゴム長靴を履いた少年が
自転車にスキーをぶら下げてエッチラオッチラって・・

いやー これ かなりシュールな画だよねー 我ながら
同世代にさえ絶句されたが さもありなんだ

こうまでして執着したスキー
なのに・・・
高3以来ほぼ36年間スキーを履いたことはない
2011.02.14:tnw

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