FPのひとりごと
▼我が異端の審美眼史E
『学校そば屋テレビ局』
この番組 私 そんとき一回こっきりしか観ていない
しかも客観的に見れば“一笑に付すべき”番組だ
でも なぜかいまでも 鮮烈に覚えている
当時 結構 ブイブイいわしてた“ずうとるび”が主役で
当時 たまらなく好きだったアイドル相本久美子がアシスタント
その意外な組合せだけでもグッときているところに
わけのわからない妙なタイトルがかぶさってくるし
それが憧れのTBSで“普通に”放映されていることに目を見張った
山出しの田舎高校生にとっての一種のカルチャーショックというか
大げさに言えば“異文化との遭遇”みたいなもんだったのかもしれない
テレビって不思議なもので
番組や放送時間帯が全部一緒だったとしても
間に入るCMやローカル番組で雰囲気が全く変わってしまう
フジテレビとさくらんぼテレビは似て非なるものだ
CMやローカル番組は いわば“生活臭”みたいなもんで
東京と山形の生活はまるで違うものと考えれば理解もしていただけよう
東京に住んでいた頃 東京12チャンネル(現・テレビ東京)をよく観た
正直 番組は小粒でこつまんないものが多いのだけれど
“東京の匂い”がするような気がして好んで観た
(関東エリアのみ放送の『ぎんざNOW』も同じ匂いがした)
TBS・・ 本体が不調なのに赤字球団まで抱えている
視聴率の低迷にあえぎ 昔日の面影は もうまるでない
でも やっぱり 私にとってTBSは特別な存在だ
2011.02.11:tnw
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