FPのひとりごと

▼隔世の感−C

電線を跨いで登下校!?

まあ一概に信じられないのはよくわかる
さすがの?私でさえ1回か2回しかこの経験はない
たぶん高圧電線ではシャレにならんので電話線だと思うが
とにもかくにも我々小学生は電線を跨いで登下校した
通常 電線は道路に平行して張られているから跨ぐことはない
でも 我々は道を突っ切って学校までの最短距離を踏破していく
(田んぼの中に我々が踏み固めた子供専用の“私道”があった)
そうすると いやでもそのキケンな電線を跨がなければならなくなる
たぶん その年は往時でもかなりの大雪であったんだろう
除雪もない農道は人々に踏み固められているうちに電柱の高さまで達した?
とにかく電気工事関係者くらいしかできない経験を我々はさせてもらった


小学生の頃から 普通に雪下ろしを手伝っていた
今は子供には危なくて とても手伝わせられないが
当時は もし落下しても有り余る雪がクッションとなって危険はなかった?
(実際 屋根から飛び降りて遊んでいたし)
降雪量に比例して 雪下ろしの回数は今の数倍はあったと思う
平屋の我が家は 何度も雪下ろしをしているうちに
家の周りの雪面は 下ろされた雪でドンドン隆起してくる
しまいに屋根の高さを超えてしまうこともあった(いや ほんとだって)
そうすると事態は雪下ろしではなく“雪上げ”になってしまった
なんかできすぎているって? わかるけどほんとなの これが
異様な光景だった 家が雪の壁に飲み込まれるような感じだった

あれから四十数年
除排雪や暖房の状況も全然違うので 単純に比較はできないが
少なくとも降雪量や気温でいったら 昔のほうが厳冬で大雪だった
ということは やっぱり地球温暖化はほんとなのかねー

冬の季節になると いつも思うのだが
ハワイ いや 沖縄 いや 九州 いやいや仙台でもいいや・・
半世紀も生きてきても やっぱり ここの冬はいやだ
2011.01.10:tnw

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